投票後の選挙特番に思うこと

今日の6時ごろ、テレビをつけるとどの局も選挙速報の番組をやっていた。夕方地元の小学校に投票へ行ってきた。夫婦別姓の問題に関心があったので、どの候補者が選ばれるかは気になっていた。でも選挙速報番組で、各政党の解説とか、政治家が行ってきた演説や政治活動が特集されているのを見て、何とも言えない違和感があった。

そんなとき、ツイッターで茂木健一郎さんのつぶやきが目に入った。

まさに、自分の中の違和感を言語化したつぶやきだった!茂木さんがおっしゃる通り、政党や各候補者の特集は投票前にやるのが正しい。今でこそネットで調べると政党や候補者をわかりやすく解説したり、自分の考えにあった政党が選べるWEBサイトがたくさんある。でもそれ以外では、街中にある選挙ポスターかうるさすぎる選挙演説くらいしかない。候補者のチラシが投かんされているのかもしれないけど、ニュースをネットでみるわたしは全く見ていない。

テレビ局にも、選挙後しかできない事情があるのだろう。きっと選挙前にやったとしても視聴率が取れず、「つまらない」といわれてしまう。たしかに選挙前に候補者の特集がやっていたとして、それがよっぽど面白くなければ見ないと思う。正直、別のバラエティにチャンネルを変えてしまうだろう。

自分のように投票後しか関心を持てない人がたくさんいて、その結果選挙番組は投票後にやるしかなくなっている。投票後が一番みな政治に関心を持っていて、視聴率が取れるから。わたしもマスコミも政治家も、みんな数字が大事だ。今回選挙番組を見て、マスコミとか政治家だけが悪いんじゃないんだよな、と改めて思った。

選挙番組で速報を見たところで、わたしはどうすればいいんだろう。「あー結局あの人が選ばれたのか~」なんて言ってるだけではダメなんだろうな。とりあえず明日、結果が出そろったニュースを見て通勤電車の中で考えてるとするか。

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