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ダイアログ・イン・ザ・ダーク 対話のある家

積水ハウス住ムフムラボ内「対話のある家」(グランフロント大阪・北館4階)で開催されている「真っ暗の中の書初め」に参加してきました。

今回一緒に参加したのは、子供が3人(男児×2人、女児×1人)と大人二人です。こちらの対話のある家では、各時間とも定員が6名なので、ファミリーやお友達行かれる際は、6名で行かれるとグループだけで体験でき、6名以下の場合、初めてお会いする方と一緒に体験することになります。(同じ時間に他の予約をされた方がおられない場合は、1人や2人で体験することも・・・)

さて、我々家族(男児×2人、大人×1人)はもう4回目の対話のある家。
毎シーズンで企画内容が異なり、初めて参加したときは、実のなるなんとか・・・(もう忘れた)という企画で、真っ暗闇で植木の植え替えをしました。
その際は、初めましてのご家族と一緒に参加させていただいたのですが、人の指と指が触れるときに、静電気ではない光がふわっと通うのを体験。しかしながら誰でも見えたわけではなく、どうやら私だけに見えたよう。

2回目は、「真っ暗の中の夏休み」ということで真っ暗の中で子供たちと水鉄砲遊び。ここで、氷菓子(果汁100%のチューペット)をいただいたのですが、リンゴ味とブドウ味があるにも関わらず、なぜか偶数本にならず4本中3本がリンゴ味だと子供たちが言い張り、日ごろいかに自分たちが視覚から入る色で味覚を左右されているのかと新しい発見がありました。

3回目は、「真っ暗の中のクリスマス」ということで、暗闇の中でのクリスマスツリーの飾りつけと、クリスマスカード作り!なんと!!!
クリスマスツリーに刺さる子供たちw
勢いがあるので子供たちがクリスマスツリーにぶつかりまくり、そして、暗闇でのハンドベルの演奏にチャレンジ。絶対音感が試されているのような感覚w続いてのクリスマスカードつくりでは、シールを貼る、暗い中でカードに字を書く、なかなかハードルが高かった。

さて、4回目の今回は「真っ暗の中の書初め」ということで、行く前から嫌な予感しかしないw
4回目ということで、いい加減、家の構造覚えたかと思いきや、未だに覚えられず。とはいえ、子供は縁側の下に置かれてるストックの墨汁の段ボールを見つけ、取り出してしまうハプニングがあり。
落ち着いて、書初めなどできるのだろうか?という不安がよぎる中、案の定、子供に墨を掌に乗せられ手が墨だらけに・・・そんな気はした・・・・
新しい文字を創作しよう!とのことながら、なかなか頭が固いので思いつかず、とりあえず今年の目標『食』(今年もおいしいものいっぱい食べるぞ!)との決意を表明。とはいえ、書けてるのかどうかも暗闇では不明w
終了後、色紙を見ると思いがけずしっかりと男らしく(?)『食』と書けていました。
子供たちはアテンドさんの指示通り、新しい文字を創作。さすがです。出来が良かったので、文字の写真だけ撮影していただいた子供もいました。(文字だけなのね。と少々残念そうw)

なんでそんなに何度も行くの?と友人にも不思議がられました。

う~ん、視覚情報がないというのが正直、私は楽なのかも。色、光の刺激が一切ない状況の方が呼吸がしやすいというか、生きやすさを感じる部分があります。しかしながら、やはり普段視覚情報を大量に取り入れて生活しているので、真っ暗闇の中でなにも発揮できないけれど。

ちなみに、退出時に子供は靴を履き間違えたらしく、違和感を感じた時にどうしたのか尋ねたら
「靴の匂いかいで、確認した。」
とのこと。なかなか勇気のいる確認方法ですがw視覚が遮断されると嗅覚も重要な情報源ですね。

今年度は、視覚ということにこだわっていく一年になりそうです。

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こちらは一緒に行ったZ家 親子。子供はちゃんと文字創作してますが、大人はなかなか頭が働きませんでしたね。大人二人とも芸大卒なのに、残念な結果です。

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