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負荷をかけ過ぎず大らかな気持ちで

日々格闘している振袖着付けのことを書きます。

毎日、トルソーに振袖を着付けた画像を師匠のスマホに送ります。
師匠がみて下さり色々とご指導いただきます。

私の帯結びは立体感が足りないというかナイらしい。
大きくてバランスが悪い。要は美しくないのだ(くーー涙)

手厳しい指導が入ります。(電話です)
電話だから余計に分かりづらい。
「手先と垂れ先を交互にもっと深く・・・」
「立て矢の形がなってない!もっとヒダをきっちりと付けなさい!」

トルソーに着飾った帯に手をかけて、ここをこうすればいいのかな?もっと小さめに作ろう、このヒダを意識して美しくしようと、手元に全集中して帯を結びます。

すると、
「あら、もしかしたらこのことを先生は私に伝えたかったのでは?」と納得できたんです。そして自然と美しい(多分・・・)立て矢の帯結びができました。正直、今までやればやるほどドツボに填まり、出来なくなってて…。
その繰り返し。


「するん」とできたあの感覚。不思議でした。
わたし、一皮剥けたかな。

先生に画像を送ったらラインで返答がありました。
「良くなってます!これからもその調子で頑張ってください」と。
ヤッターーーー!やっとスタートラインに立てたぁ。

ここ数日、練習時間確保のため睡眠不足。そして考えれば考えるほど出来ない自分が情けなく、寝つけなかったです。

手の感覚を忘れないように、プレッシャーに負けないようにまた練習します。
自分に負荷をかけ過ぎず、大らかな気持ちで取り組んでいく。やっていれば光が差すんだなって思いました。

成人式着付けの日まで3週間。
「もう3週間しかない」思うか、
「まだ3週間もある」と思うか。
私は後者だ。まだあるんだ時間は。
きっと大丈夫。私はできる。



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