ユッケ@ダイエット

専門分野は解剖学・スポーツ生理学・栄養学。過去には健康・ダイエット・筋トレに関するメデ…

ユッケ@ダイエット

専門分野は解剖学・スポーツ生理学・栄養学。過去には健康・ダイエット・筋トレに関するメディアを運営。書籍も出版済み。現在はパーソナルトレーナーとして活動中。

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【お菓子の食べすぎを防ぐ方法】~人は食べ物を値段ごと食べる生き物である~

安いものをたくさん食べても満足感はそこまでない。 例えば、お徳用のポテトチップス。 いくら食べても満足できない。次々に手が動いてしまう。異常なほどに「もっと食べたい!」と思ってしまう。 でももし、たった4粒で800円するゴディバのチョコを食べたらどうなる? とろけるくらい美味しい。 1噛み1噛みをしっかり味わって、時間をかけてゆっくりと食べる。 1粒で圧倒的な満足感。 「もっと食べたい」とは思うけど、「大切にとっておきたい!」とも思う。 食べるのすらもったいな

    • 今すぐ0円で簡単にできる2つの腸内環境の整え方とは?

      「デブ菌」「やせ菌」という言葉をよく目にするようになりましたが、腸内環境というのは太る・やせるに大きな関係があります。 腸内環境を整えるためによく聞くのが、ヨーグルトをとることですよね。ヨーグルトは「プロバイオティクス(善玉菌)」の代表的な供給源なので、腸内環境を健康に整えてくれます。 実際、便秘がメインでおなかの不快感がある人々に善玉菌(発酵乳製品)をとらせたところ、酪酸を含む腸内環境にいい影響を与える物質が増え、おなかの不快感がやわらぐ可能性を示した研究結果(※1)も

      • 【ストレス→腸内環境が悪化→太る】この流れがヤバイ!

        ストレスへの反応というのは、僕たちのご先祖様が生きていた時代には必須のものでした。ライオンに襲われたとき、何もせずそのまま突っ立っていては食べられて命を落としてしまいますよね。 ライオンを見た瞬間に体がストレスに反応することによって、一瞬で逃げ伸びることが可能になるのです。 「ストレスへの反応」は死が迫ったときのとっさの判断に必要。 ただ、今の時代にライオンに襲われることはありません。にもかかわらず、僕たちがストレスをうけたとき(嫌な上司に怒られたときなど)、まるでライ

        • ダイエット中に食物繊維をとらないのは控えめに言って大損。

          おそらく半分くらいの人が、「自分は野菜を食べてるから食物繊維はちゃんととれてる」と思っていて、 もう半分くらいの人は、「野菜とか全然食べてないし食物繊維とか絶対不足してるだろうな」と思っていることでしょう。 ただ、たとえ野菜を食べるように意識してる人であろうとも、食物繊維の摂取量は不足していることが多いです。 僕たちは自分が思っているよりもはるかに食物繊維をとれていません。ダイエット中ならなおさら圧倒的に食物繊維が不足していることでしょう。 これを裏付けるデータとして

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          ストレスがあなたをダイエット失敗に導くマジでヤバすぎる理由

          ストレスは何となく体に悪いイメージがありますよね。ただ、時間制限をかけ作業に集中するときのストレスなど、短期間のストレスは作業をはかどらせるために使えます。 といっても、今のストレス社会においては、役に立つストレスよりも害しかないストレスが圧倒的に多いです。 例えば、性格も趣味も怒りかたも話しかたも、すべてがなんとなく合わない上司が職場にいたとしましょう。そうなると、毎日がストレスのオンパレードです。また、慢性的なストレスにさらされると、記憶力が低下し頭が悪くなることが分

          ストレスがあなたをダイエット失敗に導くマジでヤバすぎる理由

          姿勢を正す。これだけでやせやすくなるって知ってましたか?

          やせやすい人と太りやすい人は、一体何が違うのでしょうか? 例をあげるなら、食事内容や食事の仕方がちがいます。やせやすい人はよく噛んで食事をする傾向にあり、やせにくい人はあまり噛まずに食事をする傾向があります。 また、食べ順も違うかもしれません。そして、頭もよく使うかもしれません。頭を使うと、いつもよりカロリーを消費するので、いつもよりもやせやすくなるのです。 仕事などで頭を使ったあとは、とても甘いものがほしくなりませんか?あの現象も脳がたくさんのカロリーを消費しているこ

          姿勢を正す。これだけでやせやすくなるって知ってましたか?

          スクワットはダイエットと相性よすぎ。1日5分でいいから今すぐ取り入れよう。でないと損しすぎる

          週1回のスクワットはダイエットを大きく変えてくれます。 スクワットほど痩せる効果の高いエクササイズはほかにありません。 スクワットは太ももだけでなく、お尻、ふくらはぎ、腹筋・背筋など、ありえないほど多くの筋肉を刺激します。 ありえないほど多くの筋肉を刺激するので、基礎代謝を上げる効果が非常に高く、やせやすい体を作ってくれるのです。 やせやすい体というのは、自動でカロリーを消費してくれる体です。 「自動でカロリーを消費する体」なんて夢のように聞こえてきますが、実際にス

          スクワットはダイエットと相性よすぎ。1日5分でいいから今すぐ取り入れよう。でないと損しすぎる

          1日3分で簡単にお腹を凹ませてしまう「ストロー呼吸」のやり方

          トレーナーに求められるのは引き出しの多さです。単一の指導法に固執することではありません。クライアント1人1人に合わせてアプローチを柔軟に変えていくことが大事なのです。 僕はダイエット関連の書籍を年間100冊以上(詳しくは覚えていない)読みますが、もはや一般のダイエッター向けの本では新しい知識が得られないようになっています(僕自身も書籍を出版してたりもするんですが)。 それでも良さそうな本があれば机の上に積み上げて読み、その結果「これは使える!」という知識が学べることもあり

          1日3分で簡単にお腹を凹ませてしまう「ストロー呼吸」のやり方

          わずか5秒で食欲をおさえる秘密の行動とは

          ダイエット中のメインイベントと言えば、食欲との戦い。 「食欲との戦いを制する者はダイエットを制す」 といっても過言ではないくらい、食欲をおさえることは痩せるために重要ですよね。 実際僕も、初めてダイエットをした時は、食欲を抑えるのにかなり苦労しました。 お昼になる前に必ず何か食べたくなり、10時ごろに間食をする。 こんなことは日常茶飯事でしたから、暇さえあれば何かを口に放り込んでいましたね...(笑) ただ、ダイエットの知識が身につくにつれ、どんどん食欲を抑えるの

          わずか5秒で食欲をおさえる秘密の行動とは

          【食事制限なしでもOK!】1日たったの3分でウエスト-5cmを達成する秘密のエクササイズとは

          ダイエット中でも、おなかの脂肪はなかなか落ちてくれません。 まるで、キッチンに潜む頑固な油汚れのようです。 食事をとことんストイックにして、脂肪を根こそぎ落とそうとしても、おなかの肉だけはしぶとく生き残ります。 だとすれば、今度はアプローチを変えるしかありません。 おなかの脂肪が落ちないなら、発想を変えて、筋肉を引き締めることでウエストを引き締めましょう。 大げさに聞こえるかもしれませんが、今回紹介する秘密のエクササイズを続ければ、ウエスト-5cmも夢ではありません

          【食事制限なしでもOK!】1日たったの3分でウエスト-5cmを達成する秘密のエクササイズとは

          【有酸素運動vs筋トレ】より多くカロリーを消費するのはどっち?

          「運動」はランニングなどの「有酸素運動」と、「筋トレ(無酸素運動)」に分けられます。 どうせ同じ時間運動するのであれば、より多くのカロリーを消費し、たくさん脂肪を燃やしたいですよね。 ということで今回は、「有酸素運動vs筋トレ。どちらがより多くのカロリーを消費するのか」というテーマでお話していきます。 さっそく結論をお話ししましょう。 有酸素運動vs筋トレ。 より多くのカロリーを消費するのは筋トレです。 一般的に、「運動中」のカロリー消費は筋トレよりも有酸素運動の

          【有酸素運動vs筋トレ】より多くカロリーを消費するのはどっち?

          ダイエット中に食べすぎても絶対に凹んではいけない?!

          「ダイエット中に食べすぎてはいけない」 このようなセリフは、耳にタコができるくらい聞いてきましたよね。 でも、僕たちは食べすぎてしまう生き物です。 ダイエット中のほぼ全ての人が、必ず1回以上食べすぎを経験します。 だから、食べすぎてしまうことなど通過点にすぎないのです。 誰でも通る道です。 ただ、「食べすぎること」が通過点だとしても、「食べすぎたあと」には運命の分かれ道があります。 ダイエット成功者とダイエットがうまくいかない人の両者には、特に「食べすぎたあと」

          ダイエット中に食べすぎても絶対に凹んではいけない?!

          「少しでも早く減量するには、食事制限と運動のどちらが効果的なのでしょうか?」

          今回はいただいた質問にnoteでお答えします。 年齢:30歳女性 職業:自営業 【質問内容】 「少しでも早く減量するには、食事制限と運動のどちらが実際に効果的なのかが気になっています」 ----------以下解答---------- これはダイエットにおいて、意見が分かれがちなテーマですね。 注目すべきポイントは、 「少しでも早く減量するためには」 「どちらが実際に効果的なのか」 という点です。 前提として、 「両方行うことが最も効率的」 というこ

          「少しでも早く減量するには、食事制限と運動のどちらが効果的なのでしょうか?」

          「お肉と果物を一緒に食べると消化に良いのでしょうか?」

          ダイエット中は栄養不足におちいりがち。 栄養不足になると筋肉も失われてしまうので、筋肉が減るのを防ぐためにも、タンパク質をたくさんとることが重要になってきます。 ただ、タンパク質をたくさんとると消化が上手くいかず、腸内環境が悪化したり、お腹の調子が悪くなったりします。 実際、 「ダイエット中はタンパク質をたくさんとらなきゃと分かってるんだけど、消化に負担が...」 というダイエッターはたくさんいるでしょう。 なかには、 「お肉?!お肉なんてもってのほかだよ。お肉

          「お肉と果物を一緒に食べると消化に良いのでしょうか?」

          【必見】「ある時とある時は食欲が爆発しやすい」という2つの法則

          「ダイエット中だと分かっていても暴飲暴食してしまう」 「食べたい欲求がどうしても抑えられない」 その悩み、痛いほど分かります。 なぜなら、体重20kg減のダイエットに成功した今でも僕自身、食べすぎたい欲求にかられることがあるからです。 ただ、僕は「食欲が起こるメカニズム」を理解しているので、 「あ、今はこういう理由で食べすぎたくなっているんだ」 ということが理解できます。 これを理解しておくだけで、食欲を打ち消すのが非常に楽になります。 ダイエットは「根性」や

          【必見】「ある時とある時は食欲が爆発しやすい」という2つの法則

          ダイエットのウソと「角砂糖〇個分の糖質」という罠

          「お茶碗1杯のご飯には砂糖〇〇個分の糖質が!」という言葉、テレビやネットでよく見かけると思います。 これは ある食材にはどのくらいの糖質が含まれているのか? を簡単に理解するために役立ちます。 例えば、コーラ1本には角砂糖約15本分の糖質が含まれているため、ダイエット中にコーラを飲むのはよっぽどでない限り避けた方がいいことが分かります。 ただ、それを理解した上で、 何でもかんでも「角砂糖〇個分の糖質」に換算をしてしまうと、ダイエット失敗の確率高まってしまうのです。

          ダイエットのウソと「角砂糖〇個分の糖質」という罠