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お金を増やすためにすること〜家計簿をつける意味を考える〜

これまで私が実践してきたことを具体的にご紹介しようかなと思うのですが、まずは大枠の考え方を含めてご紹介します。お金を増やすための考え方としては、大きく以下の2つに分けられると思います。

1.支出を減らす
2.収入を上げる

今回は、「1.支出を減らす」の考え方と自分のやり方を紹介します。

1-1.家計簿をつけて、固定費(毎月一定額かかる費用)と変動費(毎月変動する費用)、特別支出金に分ける。

家計簿は、マネーフォワードを使ってます。基本的にクレジットカードか、電子マネー(もしくはQR決済)で、連携しているので記入することは特にないです。電子マネーだけは、食費で使ったのか、交通費で使ったのかが混同されてわからないため、レシートをもらって週一でまとめて入力しています。家計簿はつけるためにやるのではなく、管理したり、振り返ることで自分が使っている「お金」に意識するためなので、細かくつける必要はなく、ざっくり、多くても週1で20〜30分くらいですむくらいの労力にしたほうが良いと思います。

マネーフォワードの場合は、カテゴリ(大項目)は決まっています。それをざっくり3分類に分けます。

<変動費>
・食費
・日用品
・交通費
・趣味・娯楽
・衣服・美容
・教養・教育
・健康・医療
・交際費
<固定費>
・住宅
・水道・光熱費
・通信費
・自動車
・保険
・税・社会保障
<特別支出金>
・特別支出金積立(旅行や家電を買い換える、結婚式の祝儀など予め分かっている大きな支出)
・予測不能支出金積立(医療費や香典など予測できない突発的な支出)

1-2.一番使っている科目をみつける(自分の支出の傾向を見る)
1-3.科目ごとにざっくり、財布などで予算に分ける。特別支出金分を積立
1-4.「消費」「浪費」「投資」(月々の変動をみる)を意識する

1-2,1-3は給料日のときの月1回30分くらいが理想です。1-2をやる目的は、科目ごとの予算を決めることで、月々の変動を確認するためです。決めた予算から変動してなければ問題なくて、大きく変動しているものは、自分が管理できていないということで、問題ありなので、予算の決め方が甘かったり、どこか知らぬ間にお金を使っていることがあるので、要注意です。

1-3の特別支出金は、予め分かっている、予測できない支出を予め積み立てておくという考え方です。年間予算を決めて、12ヶ月で割った金額を毎月積み立てておきます。そうすると、6月だけ結婚式が多くて、祝儀代で支出が多かったという高低差ができにくくなります。家計簿は変化に気づくことが大切なので、予め分かって支出していることが見えることが大切です。あと、積み立てて置かないと、大きくお金がかかったときに、貯蓄から下ろすことなり、一体いくら貯金があるのか見えなくなるためです。

1-4は、自分にとってそのお金が、「消費」「浪費」「投資」のどれに当てはまったかを考えることが大事です。

「消費」・・・生活するのに必要な支出
「浪費」・・・今を楽しむためだけの支出
「投資」・・・将来の自分にとって有益な支出

どこが、"無駄"遣いになるかは、人によって異なると思います。お酒やカフェ代、ちょっと高いデザート・お菓子などが浪費になるかといったらそうではなくて、頑張ってきた自分へのご褒美だったり、家族や友人との時間のために使ったことすべてが、無駄遣いとは限りません。

お金のかけかたって、その人の価値観が現れますから、ある人にとっては無駄なことでも、その人にとって無駄ではないことだってあります。あとで、振り返ったときに、意味のない消費だったなぁと思うことだったら、「浪費」として、削れる支出だったとあとで分かるように(自分への戒めのために)家計簿に記録しておくといいです。

勉強のために本を買ったけど、結局読まないで積んだままだったら、それは「浪費」に終わるので、さっさとメルカリなどで売ってしまうのがいいと思います。

自分はある程度の「浪費」はよしとしています。「浪費」が完全にない人生はつまらないなぁという価値観からです。自分の好きなものを食べたり、買ったりすることを完全になくすという考え方ではなくて、どれだけ使ったかが後でわかればいいかなと思っています。消費や投資に比べて、あまりにも浪費が多かったら考えものです。自分にとってのバランスがどれだけなのかがわかっているのかが重要です。

自分は、食費をさらに4分類(自炊のための食料品、昼食代、外食代、カフェ代)して予算を立てています。大まかには、自炊と外食の割合を見たり、カフェ代は「浪費」にして、一定量を超えていたら、贅沢しすぎだなというアラートにしています。

あと、交通費、趣味・娯楽、衣服・美容、教養・教育の4項目はまとめて、お小遣いとして予算化しています。その範囲内でやりくりをするように意識しています。4項目の中で、そんなに細かく予算立てないで、自由に使える額として設定するのがいいと思います。

交際費は基本的には、自分の限度を決めれば特に節約を意識するような項目ではないかなと思っています。人との付き合いの支出ですね。誰かのために使うお金だと思っていいと思います。自分の楽しみのために使うお金は上記の4項目に含めて管理したほうがいいと思います。

健康・医療は、年代によって意識する金額です。むしろ、年を取るにつれて、金額は大きくして、健康(予防)して、医療費を少なくするように意識していこうと思っています。

次回は、これらのことを踏まえて実際に自分がしてきた具体的なことをご紹介できたらと思います。主に、固定費の減らし方についてです。

読んでいただいてありがとうございます。

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