資産運用に関する考え方

資産運用に関する考え方についてのセミナーに参加してきたので、
以下その一部をまとめます。

資産運用をしよう!という背景には、
日本の人口が今後減少するということ、そこから、さらに国民負担率(税金や社会保障負担)が増加するため、
「労働」だけで収入を担保にするにはリスクがあるよねということにあります。

さらに、将来的に物価も上昇するという点もあります。
現にハガキの値段は、約50年前(1972年)は10円だったのが、今2019年では62円にもなっている。

物価が上昇することで、今の賃金や現金(貯金)も上がればいいのですが、上がらないんですよね。

その恩恵もどこまで受けるかわからないのに、税金や社会保障などの国や地方自治体へ納める負担は増え、さらに自分が働いて貯めてきた貯蓄も銀行や現金で持っていても、相対的に価値(value)も下がっていくということ。人生100年時代といわれる中で、いつまで働けるかわからないまま「幸せ」に生きるための最低限のお金を確保できるのか不安です。さらに、マズローの欲求から、「自己実現の欲求」以外はお金で得られるようになり、お金で得られない「自己実現の欲求」のために日々を生活しようと言う考え方。

この日本の資本主義の中では、「労働」だけの収入でなんとかしようとしないことが大切ということ。収入をあげるために、自分が働くという労働収入以外のことに視野を広げるという意味で、「資産運用」の話があります。

一般的に、給料の増加率(労働所得)よりも資産の増加率(資産所得)の方が高いそうです。
※資産増加率5〜6%に対し、給料増加率1〜2%

その現実をまず理解して、「資産運用」について勉強しようと言うのが、前半の話でした。

後半では、実際に「資産運用」について必要な考え方・やり方を学びました。
「資産運用」はリスクがあります。dangerの意味でのリスクではなく、将来の不確実な振れ幅(変化率)のことで、そこに対するリターンがあるわけです。

ただし、リスクは「時間」である程度解決できます。さらに「単利」ではなく、生み出した利益も積み立てる「複利」の考えるとさらに「時間」が大切なことがわかります。

資産運用の段階としては、
①資産育成期
②資産維持期

の二つあり、①資産育成期は労働で多くの対価を得るために自己投資するステージで、そこで生みだした収益を貯金などに積み立てて元金を作ります。(生活費の6ヶ月を除いた部分ですね)その元金を担保にリスクが低い不動産などに回したり、そのまま株や事業投資として資産を資本に変えていきます。労働所得以外に、資産所得も増やしていくと言うこと。

②の資産維持期は、それまでの資産を債券に変更して債券の運用で5〜7%の資産所得を得ることだそうです。
(1億以上資産は必要で、1億なら年間500万、3億なら1500万のリターンが得られるように)

②まで行ったら、年金など頼りにしなくても生活できるレベルですよね。自分が何才までにそれが達成できるか逆算して、資産運用をできたらと思います。

債権と不動産は勉強いらないそうですが、株は勉強が必要とのこと。
時価総額でいくらくらいの株が値上がりしやすいか、上場してからの年数や経営形態なども知りました。

長い時間で見て、冷静にリスクとリターンを見つつ、自分の資産をどう運用するか考えようと思いました。

お金って誰もが好きなものだけど、人に言うのも卑しい気がするし、はたまた勉強する機会もなかったから、こういったことを考える機会はいいなと思いました。もっともっとお金のリテラシーを上げたいですし、考えて共有する場を作りたいなと思いました。

読んでいただいてありがとうございます。

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