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fAKE REAL

富、名声、色々ある世の中。


遠い昔、自分はいわゆる「有名人」になりたかった。


とゆうか、「芸能人」。


やはり、派手、華のあるTVを見て、田舎育ちの自分は思ってた。

でも、ジョブズ、AppleがiPhoneを出してから、ネットは広がり、全てが手のひらサイズにおさまった。

そこから見えるのは、有名人へのヘイト。

「有名税じゃん!」とかではないよな、、、ってレベル。

生死がかかってるもん。

SNSで私生活が丸分かり、住所特定され、突撃される。一枚の外観もしくは、窓の景色だけで。

で、コロナ禍ではマスクしてたけど、その事とは何系なく。基本的にマスクでコンビニやら、お忍びデート。

HIKAKINとかなんて、どんだけお金あっても自分の要塞から出られない。

むずいよな、バランス。

お金稼ぐために時間を。

お金ができたから、時間を、自由を。


でも実は有名人にとっては不自由な自由。

相性が悪いよね「お金」と「時間」。

山の中の田舎っ子は知らなかっただけ、このこと。

ただ画面に映し出される、編集された芸能界がすべてって思ってたんよな。

でも、SNSやらでどんどん編集されない部分が見えてくる。

Instagramに関して言えば、私生活のいいとこ取りみたいなものやから、本当の事は誰もしらない。

ただ良くは見える。

なんかさ、fAKEなREAL見てる感じよな。逆に生きてきた全部が嘘でした!って言われても驚かれないような感じ。

だったら、「fAKEとは?」「REALとは?」

って疑問符だって、どっちも正解。

境界線がないから、どちらも本当でどちらも嘘で通っちゃう。

怖いよね、冷静に。

自分はカテゴライズが嫌いなんだけど、本当の境界線だって危ういから、カテゴリーってのも曖昧よね。


誰かが嘘つきとゆう。

それも、嘘であり本当。


まぁ、なんだかんだで人生生きてきたけど、hideちゃんや、甲本ヒロトや、真島雅俊が行ってるように、たりらりらーんとあやふやでいいのかもしれない。

確証なんて、ないからさ。

うちの親しい姐さんが東京まで手ぶらで行ってきたって言ってた。

財布とiPhoneとApple Watchだけと言ってた。

ミニマムって、このnoteでも書いたけどAppleが iPhoneを世の中にだして、ネットワークは5Gなーんて世の中になっちゃってる。

ヘッダーにある写真のように、必要なものはポケットに入るぐらいがちょうどいいのかもね。

全てが。



よく「あの世にはお金持ってはいけないから。」って言うけど、本当にそう。

だから、人間の本質ってミニマムなんだろね。

裸で生まれて、灰になってゆく。

何も持たずにさ。

裸で産まれたけど、人生はなにかと誤魔化さないといけないから、家だったり、服だったり、車買って、自分を装飾しなきゃいけない。

もっとモノを持たなくてはいけない。

でも、ポケットに入るぐらいで丁度いい世の中にまできてるんよね。



夢。




あの頃映ってたものが「夢」だったのかもしれない。


音楽があり溢れ、綺麗な色の服たち。

jewelry。

香水。

スニーカー。

様々なモノ。


自分は幸か不幸か、色々ないい香りが咲き乱れ、様々なモノが溢れてる、ある程度平和な屋根の下で寝かせてもらえてる。

この点では自分は思い描いてた「夢」、TVで見た「夢」ってのはほとんど叶えてしまったのかもしれない。

syrup16gのがっちゃんが、昔、唄ってた。




本当の事を言えば


俺はもう何にも求めてないから


この歌声が


君に触れなくても仕方ないと思う


夢は何となく


叶わないもんだと思ってきたけど


何てことはない


俺は夢を全て叶えてしまった




今、やっと少しがわかる気がする。


fAKEかREALかわからない世の中ではあるけど、自分のポケットの中ぐらいはREALであって欲しいね。


一人きりで生まれて、一人きりで生きてゆく。


誰かが昔、唄ってた。

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