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おさがりくらぶ

無印良品が5/5(日)に全国で開催する、「おさがりくらぶ」が気になっています。

このイベントは、全国にある無印良品20店舗で行われる、子供服のリサイクルイベントです。
当日、着なくなった子供服(80~150cmサイズ)を会場となる店舗に持っていくと、持ち込んだ数だけおさがりの服がもらえるという物々交換のシステムです。


我が家は一人っ子ですが、次の子供が望めないと分かり、4年間大切にとっておいた子供服をどうしようかと丁度思案しているところでした。
いとこや友達にあげても良いのだけど、性別や好みを考慮しないとかえって迷惑だし、何と言っても子供は成長が早くてワンシーズンでサイズアウトしてしまうことも度々あるので、おさがりをあげても一体何回着てくれるだろう…そうこう考えているうちに色々面倒臭くなって、たくさんのお気に入りだった服たちが今ではタンスの肥やしとなっています。

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地域によっては自治体が子供服のリサイクルやフリマを推進しているようですが、やっぱり場所って重要だと思います。
同じ子供服のリサイクルでも、市役所が開催するのと、無印良品が店舗で開催するのでは不思議とテンションが変わってきます。
同じシンプルな服でも、無印で交換した方が2割増くらいでお洒落に見えるだろうし、どんな方が持ち寄ったのか大体想像がつくので、言葉にできない安心感があります。

また、「お気に入りだった大切な服をできれば一回でも多く着てほしい」という元持ち主のほのかな願いも、無印良品という場所なら叶えてくれそう、という期待感もあります。

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「モノ」を十分に生産できる社会では、無駄をなくすために上手く「モノを回す」アイデアが求められるといいます。

小さくなった子供服をフリマやメルカリで売っても良いのですが、おさがりくらぶでは「お金」すら介せずリサイクル活動に参加できる点が、「無駄を省く」上で徹底していると感じます。
また、店舗という大切な場所や時間、対応するスタッフさんを、そういう活動のために提供する無印の心意気に感動すら覚えます。

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早速、何を持って行こうかなと(私は入院で行けないので、主人と娘がいく予定です)大切にしていた服たちをタンスから引っ張り出し、洗濯してアイロンがけをしていると、娘がその服を着ていた頃の色々な思い出が蘇ってきました。

「今までありがとね。次もきっと、新しい家族とたくさん思い出を作るんだよ〜。」
と洋服たちに感謝と願いを込めました。

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