虐待テーマ_毒親_

運命を感じてる

心配させて不安を取り除いてもらうことで愛情を感じていたいの
私のことが嫌いになるのは当たり前だから
死にたいなら死んでもいいと私の意思を尊重してくれる気持ちに驚く日々

誰かのためにしていることはすべて自分のためだということは分かってる
誰かが私にしてくれていることはその人自身のためだということも知ってる
「あなたのためだけに!」なんて詐欺師の手口に惑わされるほどウブじゃない

何かが私に侵入してきているのはそこに隙間があったからだろう
私は扉を固く閉じようとするが鍵穴が壊れているので簡単に開く
鍵が壊れていることは秘密にしておこうと思う

両親のいる前で産まれてきた原因なんて聞かないで欲しいの
両親は私のせいで別れられないのだと私を責めたものだった
私は両親を離婚させないために産まれ生きているのだから当然よ
これは私の幸せであり、最大の不幸の物語になるだろう
両親が天国に旅立った時に私の役目も終わるの

誰かのために生きているように見えて殺そうとしている宿り木
いつも謝ってばかりいるから誰かに感謝されたい謝礼乞食
やむにやまれぬ嗜癖をもてあまして今日も毒を食らう



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