友人と二人で、多磨霊園にお墓参り。
多磨駅で下車してどちらかわからずキョロキョロしていると、

「お花持っているから霊園行くんですよね？」と女性が話しかけてきてくださったので、
「はい、そうです。多磨霊園は初めてなので、あの、もしよろしければご一緒についていってもいいですか？」と言いますと、
「いいですよ！　いつもは主人と車で来ていたのだけど、亡くなったから……こうして一人で行くのは初めてだけれど一緒に行きましょう」

と言ってくださり、“少しだけ近道”らしい、小さな商店街を抜けて、お花やさん、石材やさんが並ぶ通りをお話ししながら霊園まで歩き、正門までご一緒させていただき別れました。

ああ、なんともありがたい素敵な偶然！
宇宙の采配と、亡くなられたGさんのお導きを感じました。

霊園について、案内所の入り口で案内地図をいただく。
緑あふれる広い霊園を、秋のやさしい風にふかれながらその地図を片手にゆっくりと歩いた。

お花とお線香を手向け、故人を偲び手をあわせ、般若心経を読経させていただきました。ふと見ると墓石の両側から、ふわわわ～ん、と霊氣が空にたちのぼるのがみえました。
お参りができて、こころがほっとして、肩荷が降りたような氣がしました。

すてきなカフェでのひととき、だみ声だけど、宝石のように美しいグリーンの瞳のねこちゃん、そして、帰り道駅のホームから見た真っ赤な夕焼け。
全部全部出逢わせてくれたんですね。
ありがとうございます。

感謝とともに。合掌。

ゆっこらんど　拝