ちいさな白いもの
こんにちは、ゆーきです。mixiやらブログで書いていたときはいつもこんな書き出しだったなと、ふと思い出して書いてみました。
開催中のトピックでこれ【#2021年の出会い】が目に留まった瞬間に思い浮かぶものがありました。勢いで書いてしまおうと、新規投稿ボタンをクリックしたわけですが、推敲しているうちに大晦日。そういうわけです。
それは、まっ白で小さなもの。
2021年の春が訪れようとしていた頃、「欲しい犬種のブリーダーを見つけたので生後の子犬を予約していい?」と妻が。
それから3か月ほど経とうかという頃、予約のキャンセルが出たので予定よりも早く(当初は半年くらい待ち)順番が回ってきたとの連絡が。
車で片道約4時間走ったところで待っていたのは、両掌に乗るほど小さな白いいきものでした。
生活は大きく変わりました。
子犬も人間の子供と同じように長い時間放っておくことが出来ません。子犬用のフードの準備やトイレのトレーニング。子犬が自分で遊ぶためのおもちゃやベッドなど、準備するものもたくさん(この辺は妻がしっかり調べてアマゾンしていたので私は何もしてません)。定期的なワクチンの予防接種なども必要です。
コロナによる在宅ワークのおかげで、私たちのうち片方が家にいることはさほど難しくはありませんでしたが、最初は子犬の世話に色々あたふたしたものです。
「犬に興味はない」と主張し続けてきました。
私の実家は酪農をしていて、家畜が育って出荷され精肉される過程を幼いことから知っていました。もちろん犬や猫の寿命が人間よりも短いことも知っていました。だから、「それ」を愛おしいと思ってしまったら、いつかそれと同じかそれよりも大きな悲しみが訪れるとを理解していました。
もし生き物を飼うなら、飼い主はきちんとした『覚悟』を持ってしかるべきであり、私はそれを持ちなくはないというのが私の考えでした。
しかしながら、来てしまったものは仕方ありません。飼い主として、きちんと責任を果たさなければなりません。
いつの間にか生活がカラフルになりました。
ささいな子犬の振る舞いに笑わされたり驚いたり。時々怒ってみたり。
気が付けばどんどん大きくなり、現在はほぼ成犬のサイズになりました(年齢的にはまだ子犬ですが)。
一般的にコトンドテュレアールの寿命は10~15年程度。
もう当たり前になった琴音のいる生活はまだまだこれからです。
P.S. 琴音、インスタデビューしました。
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