北九州記念(G3)2023 予想

今週前半の地方競馬の好調が嘘の様に、ブリーダーズゴールドカップのずらしハズレで崩れた挙げ句、木曜、金曜、土曜と上手くいかない日々を過ごしています。
ギャンブル中毒なのか、木曜には大井の最終で何とかその日に持っていかれた分の半分まで回収しましたが競馬が終わっても何とか回収したくてミッドナイトボートなるものに手を出してしまいました…
正直ボートなんてモンキーターンのサンデーでの連載をリアルタイムで読んでいたくらいで、舟券も買ったことありませんでしたが、イン逃げが強いんだよな?っていう俄仕込みがビギナーズラックを引き寄せて、何とかブリーダーズゴールドカップの負け分をその日で回収できました…
…が、金曜はストレートで負けまくり、土曜は勝負レースだった新潟10Rの上越Sで本命だけ来てハズレ、その後の札幌メインハズレ、小倉メインハズレ、新潟メインで負け分を半分まで取り戻したものの、最終3レースをストレートでやられて落ち込みまくってます。

このまま沈む訳にはいかない…
しかし、明日は妻の長期連休の最終日なので、さすがに競馬漬になる訳にはいかない…
基本的に絶体絶命状態でも妻の予定に付き合っている時は割と当たっている夏なので、明日の馬券は残りの資金を投入しておいて、もう余計なことを考えずに家族サービスをしようと思います。
(レースは勿論観ますが)


小倉千二はミスプロ・ダンジグ・長距離SS系を狙いたい

今思うとこのnoteを始めて中央競馬の予想をするのはこれが初めてですか…
いきなり難易度の高いレースがやってきましたね。
昔調子の良かった血統予想のスタイルが地方競馬を始めてから展開とか色々考える様になってかなり崩れていますが、入りは血統から見るのが予想していて楽なので、展開とかはあまり考えない様にしたいと思います。
だって考えても分からないもの…
小倉千二のレースは今日のメインが直近のレースでしたが、2連系の馬券を買ってたら普通に当ててました。
何なら本命は1着でした。
印付けられても馬券下手…競馬好きあるあるです…

本日の小倉メイン佐世保Sの1着馬だった本命はメイショウゲンセン。
ロードカナロア✕マンハッタンカフェという配合。
2020年の勝ち馬のレッドアンシェルはマンハッタンカフェ✕ストームキャット。
それ以外に昨年2022年の勝ち馬であるボンボヤージはロードカナロア✕ディープインパクト、2019年の勝ち馬ダイメイプリンスはキングヘイロー✕ダンスインザダーク…と、何故か長距離の血が近親に入っている。
勿論短距離レースではあるのでサクラバクシンオーやロードカナロアといったスプリンターの血を持つ馬の好走は目立つ。
まずは過去5年で好走傾向のある馬ではなく、馬券内にいない血を持つ系統の消去しながら絞っていきたい。

傾向から消す馬

ストーンリッジ(ディープインパクト✕フレンチデピュティ)
ママコチャ(クロフネ✕キングカメハメハ)
ジャスパークローネ(Frosted✕Kitten's Joy)
シゲルピンクルビー(モーリス✕High Chaparral)
モズメイメイ(リアルインパクト✕Frankel)

いきなり1番人気と2番人気、先日のCBC賞の勝ち馬が消えてしまいました…
また土曜は千二が4鞍ありましたが、九州産馬限定の2歳未勝利(1Rの勝ち馬ユメカナウケンは母父クロフネでヴァイスリージェント系)を除くと上記の傾向は出ていると言える。
ただし、2歳戦に限定して検証するとこの傾向に当てはまらないので、基本的には古馬混合レースや3歳戦等2月まで遡っても同じ様な傾向が伺える。
また、人気のママコチャとモズメイメイについては、これまでの勝ちで斤量が重くなってしまったことから今回は勝負の意味でも消したい。
正直モズメイメイに関しては傾向に合わない血統という訳ではなく、母父Frankelについてはサドラーズウェルズ系ではあるが、ダンジグ持ちであり、祖母のインランジェリーはミスプロ✕ストームバード系なので寧ろ買いたい方の馬だが、他に買いたい馬を探すために今回は泣く泣く消す。

血統的には傾向は合うが消す馬

ボンボヤージ
…このレースのリピーターの特徴は斤量に変化が無い事。今回は+3kg。
エナジーグラン
…割と後ろから行く割に上がりの脚も小倉での勝ちタイムも平凡。
リプレーザ
…千二で一変あり得るも、3歳秋以降の低迷が気になる。
レジェーロ
…OPの小倉は大敗続き。昨年もアイビスSD後のこのレースで大敗している。
トゥラヴェスーラ
…もう少し斤量が軽ければ…とは思うが、58kgでは手を出しにくい。
テイエムスパーダ
…昨年のCBC賞以降ではさすがに斤量の条件が合わず、重賞では足りない。
ロンドンプラン
…未知の魅力はあるが、このレースでの3歳馬は軽量牝馬でないと買えない。

昨年のCBC賞の斤量と力関係の物差し

昨年のCBC賞は京都改修の関係で中京ではなく小倉で行われていた。
勝ったのは48kgの最軽量で逃げ勝ったテイエムスパーダ。
前述した通り斤量的には買えなくなった。
その他出走していた馬は他に4頭。
4着スマートリアン(53kg)1:06.7
6着ロードベイリーフ(54kg)+0.2
7着スティクス(52kg)+0.2
16着レジェーロ(54kg)+1.7
末尾の+数字はスマートリアンとの着差。
7着のスティクスまでが例年の北九州記念で勝てるタイムで走破している。

引用元:netkeiba

前述した通りレジェーロは消しているので、スマートリアン、ロードベイリーフ、スティクスは買いの候補にする。
この3頭の序列だが、スティクス以外は55kg。
スマートリアンは前走勝っている為、牝馬で55kgを背負わされる事になる。
そういう意味では今回最軽量で走れるスティクスと、アイビスSDで見事内枠から上がり最速をマークして3着に来たロードベイリーフは前走よりも斤量が軽くなっているので加点評価をしたい。
序列的には斤量で勝っているスティクス、同斤量なら牡馬で且つ調子の良さそうなロードベイリーフ、善臣ジョッキーでは2戦2勝ではある斤量差的にスマートリアンは抑えまで。スマートリアンの適距離はマイルだろう。

バクシンオーの血

子供の頃に名前を覚えた競走馬の1頭にサクラバクシンオーがいる。
育成ゲームにおいても、その後自分が馬券を買える年齢になっても父サクラバクシンオーは短距離において重要な血統となった。
バクシンオーの血を近親に持つのは3頭。
母父サクラバクシンオー
サンキューユウガ、エナジーグラン
父系サクラバクシンオー
クリノマジン(父ビッグアーサー)
過去を遡るとこの血を持つ馬は来ており、時計で消したエナジーグランを除く2頭をピックアップする。
サンキューユウガは芝で勝ちきれずにダートでじっくり育てられたと思わせる馬。
名前だけが先行してしまいがちだが、1200mなら安定の成績を挙げている。
走破タイムの前走のCBC賞は上がり2位で0.2秒差。小倉なら勝ち馬のジャスパークローネを逆転してもおかしくないが、7歳が馬券に絡むレースではないので抑えまでとする。
対してクリノマジン。前走は向正面で不利、前々走は不良馬場。ちなみにこの馬は雨降っていると厳しい。
小倉は相性は良いが、実はタイムは平凡。
だが3勝クラスの走破時計は割と評価できる内容。
思い切って乗れる若手騎手の一撃に期待したい。

本命は斤量の恩恵もありスティクスでいく

◎スティクス
◯ロードベイリーフ
▲クリノマジン
△スマートリアン
△サンキューユウガ
△テュガ

◎〜▲までは割と僅差で考えている。
テュガは菅原ジョッキーがわざわざ乗りに来ていることからも期待値は高そうなので入れておく。
個人的にはInto Mischiefの系統は日本で一発あると見ている。
近走はゲートがあまり良くないが、菅原ジョッキーで一変している点はスマートリアン同様で考えている。

買い目
穴中心の印になったので3連複と◎〜▲のワイドボックスを中心に。
◎◯▲ワイドボックス(3点)
◎◯▲‐◎◯▲△‐◎◯▲△(計19点)
余裕があれば◎◯▲中心の3連単を買いたい。

3連複でここまで広げる事は少ないが、穴目なのでたまにはこういう買い方も良いだろう…と、自分に言い聞かせています。

札幌記念の予想は印だけになりますが、Twitter(X)で公開予定です。
夏競馬後半、皆さん良きお馬な日々を!

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