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人に頼る生き方は素晴らしい!

 小林正観さんのこの本は、幅広い小林正観さんの仲間たちのいろんなエピソードが載っていて読んでいてとても楽しいです。

 この中に、インターネットを覚えたら良いですよ、と小林正観さんが70過ぎの方に言った時のエピソードがあって、みこちゃんはそれを一読したときから大好きになりました。

 それはこういうものです。

 70歳くらいの方とお話をしていた時、私が、インターネットが使えると、小林正観の講演会の講演会の日程も出てくるので便利ですよ、という話をしたら、この方は、次のように即答しました。
「分かりました。インターネットが得意な友人を作れということですね」
すごい発想です。
 この方は、自分がインターネとを覚えなくても、パソコンが得意な自分の味方を一人増やしていけばいいと考えました、すごく頭が柔らかい。

 あはは(^-^)。

 普通は多分「もう年だしいまさらパソコンかあ……。自分にはもうそんな気力も能力もないなあ……」という感じになりそうですよね。

 でも、このおじいちゃんは「ネットが得意な友達作れば良いんですね」と即答しました。いいですよね!こういう人。みこちゃんそっくり(爆)。

 これは一見他人を頼る生き方、一部の人からは敬遠される生き方ですよね。自分でできることは自分でやる、人に迷惑をかけない、人の助けは借りない、できないことはできるようになる、という生き方です。

 みこちゃんは老人ではありませんが、子供の頃からこういう生き方と真逆でさっきのおじいさんと同じ生き方でした(笑)。別に人生なめているわけじゃなくて、だってできないものは頼んだ方が早いし、それに、何だか人に頼ると頼られた方はいつも喜んでいた思い出しかないからです。

 でも、中学か高校のときくらいは、そういう生き方が結構冷たい視線で見られてました。何だか自分で努力しない人生生きていると思われたこともあるし、男性にやってもらうと、女性を武器にして……みたいに(?)言われたことも、大学生のときにはかなりありましたね。

 だから、このおじいちゃんの態度は、何だか自分が肯定されたようでうれしかったです(笑)。

 という、くだらない感想はさておき……。

 小林正観さんはこの生き方こそが、実は充実した人生を送れるんだ、ということでした。

 人を素直に頼れる人生というのは、自分もまた頼られた時に、何も出し惜しみせずにすべてをギブ(give)できるgiverの人生だからですね。

 ギブアンドテイクという言葉が昔はもてはやされたそうですが、ギブしていれば、自然と自分も助けてもらえると考えた方が良いようだと今は考えられていますよね。

 つまり、ギブ・アンド・テイクというのは、見返りを求めて生きる人生。人に素直に頼り、頼られる人生は、双方の側から見れば常にギブしている人生です。

 こんな風に言語化できていたわけじゃなかったのですが、これはみこちゃんの生きてきた実感ととても合っていました。

 だから、とても愛着のある動画になったと思います。

 ごらんいただければ嬉しいです!


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