見出し画像

悩んだり困ったりしている人におすすめしたいポッドキャスト

ポッドキャストとは、インターネット上で聞くことができる、ラジオのような音声コンテンツ

2022年、Spotifyのポッドキャストで聞ける番組が増えましたね。ラジオクラウドやApple Podcastでしか聞けなかった番組が、Spotifyでも聞けるようになりましたね。

↓おすすめポッドキャストは「あるきっかけ」の項目から。

困りごと

もともとラジオやポッドキャストが大好きだったのですが、

少しずつ聞く回数が減り、聞いても楽しいと思えないようになり、最終的には、聞けなくなったんですよ。

ほんと困った。

今まで聞いていた番組を聞くのが怖くなり、「このままずっと、ラジオやポッドキャストを聞けないままでも良い」と心の底から思い、radikoとラジオクラウドとPodcastのアプリをスマホから消しました。


あるきっかけ

音楽は聞けるようになっていた2022年10月、音楽を聞くためにSpotifyのアプリを起動したその時、あるポッドキャスト番組が目にとまった。

『水野敬也と岸田奈美のLOVE相談』

この番組のパーソナリティを務める水野敬也さんといえば、テレビ東京で放送されていたドラマ『LOVE理論』の原作の著者ではないか!と思った次の瞬間には、番組を聞き始めていた。

もうひとりのパーソナリティである作家の岸田奈美さんは、『LOVE理論』に登場する理論をノートにメモするほど、水野さんの本の愛読者なのか!なるほど〜

なんて思いながら、初回放送を3分ほど聞いたあたりで、目に見えない何かが一瞬にして崩れ始めた。

あれよあれよと聞き進めると、水野さんと岸田さんから飛び出る言葉がパンチラインだらけで、あっという間に番組を聞き終えていた。


そこで思った…というか思い出したんですよ。

ポッドキャストって、めちゃめちゃおもろいやん。

深い森に入ったり、ちゃんと呪ったり、曲を作ってみようとしたり、目的の設定を考えたり、車で御堂筋を通ることを提案してみたり…毎回毎回、話の展開が全く読めない


ポッドキャストのおもしろさを思い出して、次に聞いた番組は…


『叶姉妹のファビュラスワールド』

いろいろなものが聞けなくなる以前に聞いていた番組なのですが、久しぶりに聞いて「これほど素晴らしいものを聞けなくなっていた自分は、全然大丈夫ではなかったな…」と、思いました。

番組冒頭のあいさつを聞くたびに、「音声を聞いている『私達の愛する大切な皆さん』に向かって、実際にほほえみながら、お話してくださっているに違いない」と感じられ、不思議と叶姉妹が身近にいらっしゃるかのような気持ちになります。

一問一答形式の「お聞きします」や、リスナーから寄せられた「悩み」などのお便りを通して、叶姉妹のお考えや格言に触れることで、はっとする瞬間が何度もあります。

恭子さんが教祖様のような存在で、美香さんが、皆さんに恭子さんの考えを的確に伝わるよう、お導きしてくださることで、ファビュラスなお考えをご教示してくださる、そのような番組だと思います。


『すべてのニュースは賞味期限切れである』

聞ける番組が少しずつ増えてきた頃に出会ったのが『すべてのニュースは賞味期限切れである』(以下、『すべニュー』)。

先に紹介した2つは主に、リスナーからのお悩みをもとに考える番組で、『すべニュー』は、パーソナリティ自身がテーマを挙げてそれについて考えを深める番組です。

1stシーズンでは、共にライターで編集者でもある、速水健朗さんと、おぐらりゅうじさんが、パーソナリティを務めています。

互いに意見を出し合い、考えを深めていくのですが、「何かを導き出す時、たくさん悩んだり、いくつものことを考えたりするのは当然で、無理に意見をまとめなくても良い」ということを、気づかせてくれました。

「テーマに関する、情報や見識に厚みがある」ところや、「番組における、自身の役割を意識して発言する」ところに、速水さんとおぐらさんがライターで編集者でもあるという強みを感じます。


興味深いテーマが多く、大好きな番組なのですが、自分が聞き始めた頃にはすでに1stシーズンが終了していて、2ndシーズンがあるかどうかは未定らしいんですよ。cakesや文春オンラインで連載していた企画が、ポッドキャスト版になったという流れがあり、ポッドキャスト版では収益化の問題があるらしいんですよね。リスナーである自分としては、2ndシーズンがいつか始まることを期待しているのですが、番組を収録するには、会議室を借りたり、時間をかけたり、さまざまなコストが掛かるのは明白なので、2ndシーズンを気軽な感じで期待するのはちょっとためらっちゃっているんですよ。


やってみよう

『JAPAN PODCAST AWARDS』

「JAPAN PODCAST AWARDS」は、 2019年秋に立ち上がった優良なPodcastコンテンツを発掘し応援する日本初のアワードで、今回が第4回の開催となります。 「今、絶対に聴くべきPodcast」「もっと世の中に知られるべきPodcast」を、日本の音声コンテンツプラットフォーマー各社協力のもと発掘し、 新しいPodcastの可能性を見つけられるビビットな感性を持つ選考委員が選考していきます。

引用:『JAPAN PODCAST AWARDS

素晴らしいポッドキャストを発掘する『JAPAN PODCAST AWARDS』では、リスナーからの投票によって部門賞が決まる「リスナーズ・チョイス」があります。

選考対象となる音声コンテンツ
・オリジナルの音声コンテンツであること
・2022年(1月1日~12月31日)の間に1回でも世に配信されていること
・日本語圏に向けた音声コンテンツであること
以上、3つの条件から、多様で優良な音声コンテンツを幅広く募集。

詳細は『JAPAN PODCAST AWARDS』のホームページにて

2022年分の投票受付は、2023年1月20日(金)23時59分までです。

皆さんも、お気に入りのポッドキャスト番組を1つ選んで、投票してみるのはいかがでしょうか?(投票は、ひとり1回のみ有効)


悩んだり困ったりした時は…

ポッドキャストを聞くなど、自分が好きなことをするのも良いと思いますし、身近な人や専門家などに相談するのも良いと思いますし、相談するのが苦手な人は悩みや困りごとを紙に書き出してみるのも良いと思います。(書き出す時は、無理にまとめなくて良くて、とにかく思いついたことを書く。迷った時の軌跡は無駄にはならない。)

今まで「自分は強い」と思いながら生きてきたし、強くあろうと生きてきたから、自分の中にある弱い部分や弱かった部分を表に出すのがとても嫌だったのですが、「今まで楽しめていたものを楽しめなくなったら終わりだ」ということを身を持って経験し、「もし同じようなことに苦しむ人がいるなら、その人の心を少しでも補うことができれば」と思い、この文章を書きました。

今まで楽しめていたものを楽しめなくなった理由が、「価値観や考え方の変化によるもの」ならそれほど心配しなくてもいいと思うのですが、「心にゆとりがなくなったから」ならば、立ち止まってもいいから、心につっかえている何かを吐き出したり整理したりしてくださいね。

最後に決めるのは自分ですけれどね。


スキする、シェアする、コメントする、フォローする、サポートする、ご自由にどうぞよろしくお願いいたします。