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大きなチャンスは、たいてい予想と違う姿をして現れる。

決してチャンスが欲しくて人と会ったり食事をしたりするわけではないが、自分が行きたい世界に精通していて、いい話があったら紹介するよとまで言ってくれる人が繋げてくれる縁に期待してしまうのは、ごく自然なことだと思う。

だけど実際は、そういう期待を込めたまなざしでつい(ぎらぎらと笑)見ている方向ではないところから、意外ととんでもない宝の地図が転がってきたりすることがある。

そういうつもりで参加したわけじゃない集まり。

そういう業界とは全然関係のない、プライベートで付き合いのある人。

チャンスを掴むぜメラメラ!のテンションじゃないときに限って、ふらっとそいつは目の前にやってくる。

大きなチャンスって、自分が思い描いているような展開をたどって掴むことのほうが圧倒的に少ないと私は思う(自分のイメージって超ピンポイントな1パターンだから、その通りにならない確率のほうが絶対に高いのは、当たり前といえば当たり前なんだけど)。

だから、たとえば私だったら、アスレティックトレーナーらしい活動をしているときや、トレーナー関連の人と会うときが一番チャンスに近づいているとき、とは限らないというわけだ。

私はこの2年間、思い描いていたような展開が起こりそうで、あと一歩のところでなかなか起こらなかったりして、それはなぜだろうと自分の内側にも外側にも原因を探しては、具体的に特に何が悪いということもなく、ただものごとは順調に流れているだけで、だから余計にどうしたらいいのかわからなくて、途方にくれることがなんどもあった。

でもいちど力を抜いて、無意味なこだわりとかも捨てて、ここ最近の身の回りのできごとを俯瞰して見てみると、

チャンスっていうのはただ私が「絶対こんな姿で、あの扉から出て来て、こういう風に歩み寄ってきて、私に声をかけるだろう」って思っているのと全然違うだけで、今までも知らないうちにさりげなく出会っていたし、これからも知らないうちにいつの間にかすごい仲良くなってたりするんだろうな、とはっきりわかるようになった。

見るからにチャンスっぽいチャンスって意外と普通の日常の一コマだったりするし、単なる日常の一コマっぽい出来事が、あとあと振り返ると信じられないチャンスの始まりだったりするのが私たちの人生なんだろう。

あせらないあせらない。

あなたも私も、ちゃんとうまくいくようになってるから大丈夫だ。



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