ポルノを愛し続けて25年目。
長文を書くことが苦手というかめんどくささが勝ってしまって、今まで数えきれないほどのライブに参加していても備忘録程度の記録しか残してなかった。
先日、徳島のライブでとあるボーカルがエゴサで不安になってたので、今まで晴一さんの投稿を読む用だったnoteに、ふと、こういうのもいいなと思って書いてみている。

中学生の時にテレビでアポロを聴いたのが最初。衝撃だった。

私は楽器が何ひとつできないし、ポルノ以外の音楽をほぼ聞かないので、彼らの音楽の技術的なところは語れないし、他のアーティストと比較もできない。でも彼らに会えて人生は確実に変わった。心から好きだと言える存在だし、多くのポルノファンがそうなように、彼らの曲に生きるエネルギーをもらっている。次のライブまで死ねない、そう思って毎日生きてる。

25年近く経てば私もまあまあいい年なんだけど、彼らが安定しながら新しいことも取り入れて、挑戦というか、いいものを作ろうとする姿勢、それは本当に尊敬している。だから私もこのくらいでいいか、ができなくて困っている。

どこが好きか、って全部なんだけど…
日本語ネイティブでよかったと思わせる歌詞の美しさが好き。もうあなたが楽器ですやん、てなる声が好き。ピンスポット当たりながらオラオラ弾いてるギターが好き。演奏中との温度差で風邪ひきそうなMCのゆるさが好き。もうこっちも演者かと思うくらいのライブの一体感が好き。ファンを大事にしてるところ、そしてそれがこちらの自己肯定感爆上げしてくれるところが好き。見てるだけで幸せホルモンが大放出される、ぱぁっと花が咲いたような笑顔が好き。
とりあえずこんなところ。

本人も言ってるけど、ただ無責任に頑張れ頑張れじゃなくて、もうすでに頑張ってるよとか、頑張れない時もあるよねとか、そういう言葉って本当に優しい人の言葉だなあと私は思うのです。
こんな言葉に、声に、私は今まで何度救われたのだろう。そしてこれから先、何度救われるのだろう。

昭仁さんの声には音の中にいる楽しさを教えてもらっている。
晴一さんの紡ぐ言葉には人生を指し示してもらっている。
彼らがいない世界には私はいられないし、ポルノに目を止めた中学生の時の自分には一生感謝し続ける。

ポルノがファンをがっかりさせない活動をすると言ってくれているし、どうやら徳島で顔覚えられたみたいなので、私も胸を張って、自信を持って生きていく。