スキルアップ編  ファシリテーター向け講座について4選

たまに「ファシリテーターになるためにどんな勉強、どんな講座を受けたんですか」と聞かれることがあります。


私がファシリテーターの勉強を始めた頃よりもいろんな講座は増えているため、今ではいろんな選択肢があると思うのですが、主に私が受講した or 周りに受講者が多いものをいくつかご紹介してみます。


(初級編) ファシリテーションって何? 全くの初心者の方へ、最初にオススメしたい講座。 Be-Nature ファシリテーター連続コース

これは、私自身も1番最初に受講した講座ですが、ファシリテーションを意識するとどうなるのか、具体的に取り入れられるスキルとともに教わることができる講座です。受講するごとに現場に取り入れたいことが分かるので、実践しやすかったですし、「スキルを教えます」だけではなく、ちゃんと講座の時間を参加者全員が振り返りをして提出する宿題もあり、ファシリテーターとして大切な「その場の自分自身に気づいていること」を実践する内容にもなっています。


今、全ての経験・知識をゼロにしてまたファシリテーターとして学びなおさなくなったとしてもこの講座を最初に受講します。 「そもそもファシリテーターって?」という方はぜひ、こちらのコースをご検討ください。私はいきなり連続コースを受講したのですが、入門コースもあるのでそちらから受講するのも良いかもしれません。


また、年に1度ワークショップデザインの講座も開講されており、自分でワークショップを作ってみて実践するという内容だそう。受講者にオススメされて連続コースを受講した年に申し込んだのですが、その年は最少催行人数に達しなかったとかで、開講されず…タイミングを逃してしまいました。


(初中級) ワークショップって何?という方、ともに学びあう仲間を得たいという方へ     ワークショップデザイナー育成プログラム 

今回紹介する中で、唯一私が受講していない講座なのですが、受講者の数だけ見ると、ご紹介する講座の中で一番受講者が多い講座。私の周りにも受講したことがあるという人であふれています。


受講していない理由はこちらのブログにも書いたのですが、場づくりはオリジナリティを最大限に高めたいので、最初に理論を学ぶのは避けたかったからです。(理論を学ぶとそれにそうような発想が最初に出てきてしまうから) また、個人的には皆が受講している講座って「わざわざその他大勢になりにいく」イメージがあって苦手なんです。


ただ、上記のことを言えるのは他の講座で少し勉強したという背景もありますし、「最初に理論を教わりたい」という学びのスタイルの方も一定数いると思うので、ご紹介させていただきました。


3ヶ月の間で、オンラインの講座なども織り交ぜながら学び、実際にチームを組んで1つワークショップを実践してみるんだそうです。周りに聞いてみたところ、1人でいきなりワークショップを実践するのは勇気がいるけど、講座の内容として半ば強制的にやらなきゃいけなくて、他の人と一緒にできる点がよかったと言っている人がいました。 (私としては「まずは自分で考えて、自分の責任の取れる範囲で1人で実践してみたい」派なので受講が遠のいた理由の1つなのですが、これも人によってはきっと魅力の1つですよね)


一般的な理論などを学んでみたい、他の人とチームを組んでワークショップを開催するという実践経験を積みたいという方はぜひ見てみてください。また、受講生が多いということはそのネットワークも広いということ。修了生向けのイベントや講座なども開催されているようですし、継続的に学びたい方にとっては向く講座なのではないかと思います。


(中上級) 対話によるグループの変化のパワフルさと様々な手法を一気に体感、学びたい方に  Art of Hosting and Harvesting

Art of Hostingとは3泊4日の合宿型トレーニングで、様々な対話の手法を用いて開催テーマ (Art of Hosting自体は世界中で行われているのですが、対話する内容はその回ごとに呼びかけ人が決めています)について対話を繰り返し、集合知や個人の次の一歩を生み出すためのものです。 
( Art of Hosting自体は説明が非常に難しいので、、、過去にこんな記事こんな資料を作ったりしています。参考にどうぞ!)


日本でも2014年から年に1〜2回開催されており、これまで2回参加(1回は日本で、1回はベトナムで)しており、2回ホスト(主催側)しています。


まずは1度参加者として参加することをオススメ。そしてより学んでみたい分野 ( プロセスデザイン・ハーベスト・オーガナイズ ) のホストチームを経験してみるとグッとスキルアップするでしょう。 


私のプロセスデザインへのこだわりや理論はこのArt of Hostingの実践者の叡智と自分の実践から成り立っています。 ( プロセスデザインについてはこちらのnoteにも書いていますので、詳しく知りたい方はご覧になってみてください。)


Art of Hostingのホストチームの経験はものすごく学びになるのですが、自主性にお任せするスタイルであるため、チームに手をあげただけではあまり何も起きません・笑。 (「教わる」スタイルが良ければワークショップデザイナーの講座の方がオススメで、「自分で学びとりにいく」スタイルが好きならArt of Hostingがオススメです。)


(中上級) その場、その場への効果的な関わり方(介入する力)を上げたい方向け   Tグループ

私のFacebookでは「お前くどいよ」ってくらい推している講座・笑。この講座はどちらかというと、対話の場やプログラムが開始した後、当日のファシリテーション力を上げたい方向けです。

自分の在り方、関わり方が周りの人や場にどんな影響を与えているか?に気づき、意図的に場に働きかけるスキルを高めることができます。 また、このトレーニングはかなり自分自身に向き合うことを余儀なくされるトレーニングなので、( 楽しそうでしょ?? ) 自分のコミュニケーションの癖や、影響力についても自覚的になることが出来、「自分らしい」場とはどんな場なのかを考えることができるようになるでしょう。


ただ、ブログにも書きましたが、Tグループは非構成と言って枠組みがあまりない、話すテーマもないし指示もされないし、自分たちの関わりの中から自分たちで学ぶというスタイルです。 (Art of Hostingもそうなのですが、私は「教わる」よりも「自分で学びとりにいく」「学びあう」という形式の方が好きなのです)   何もせずに過ごすと時間とお金を無駄にすることになりかねない講座なので、ある程度覚悟を決めて行くことをオススメします。



いかがでしたでしょうか。私は他にもいろんな講座を受講していますが、受講レベルもその時の私に戻ったと仮定したときに「もう一度同じ金額を払って受けたいか」にYesがつくものを紹介してみました。 繰り返し書きましたが、私は「教わる」形式の講座よりも「学び取る」( =一見、放置されているだけに見える)形式の方が好きなので、特にArt of HostingとTグループは好き好きがあると思います。


それでも、ファシリテーターとして学んでみたい!という方のお役に立ちましたら嬉しいです!







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ファシリテーターの場を見る視点、スキルを学ぶマガジン

ファシリテーター向けに書いた記事をまとめています。 私が普段、対話の場をひらく時に見ている視点、考えていること、スキルアップのためにしていることなどを書いています。 ワークショップや対話の場を開きたいなと思っている方に。
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