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【タイ・バンコク】旅行のベストシーズンはいつ?季節の特徴について

こんにちは。タイ生活6年⇨フィリピン・マニラへスライドし,早もう少しで一年が経過。海外駐在帯同2カ国目、駐妻生活も7年目のYukoです。

タイ在住時から、Instagramでタイ旅行についても発信してきたので、時折お問い合わせをいただく事がありますが、よく頂く質問の一つが、季節に関することについて。


タイの雨季ってどんな感じ?観光できるの?何か準備した方が良い?、といった疑問に対して、6年間実際住んでいた私の体験談も踏まえて、タイの季節についてご紹介していきたいと思います。

⚫︎タイの季節

タイの季節は大きく3つ。暑季、雨季、乾季。

暑季=3月〜5月
雨季=6月〜10月
乾季=11月〜2月

観光で来るなら、ベストシーズンはよく言われる11月〜2月の乾季です。

雨が殆ど降らず、日中は25度から30度前後で過ごしやすいです。朝晩は20度、涼しい日だと15島くらいまで下がる事もあって少し肌寒く感じる日も。

乾季のうちに、ワットアルンでのタイ衣装を着て撮影。

日本人の私には涼しくて快適ですが、寒さに慣れていないタイ人の方はジャケットやライトダウンを羽織ったりするので、最初は驚いたものです。個人的にはもはや乾季の風物詩。

暑季は日本だと、春休みやゴールデンウィークですね。水かけ祭りのソンクランが開催される4月が最も暑く、40度近くまで気温が上がる日も。とにかく暑いので、熱中症にご注意ください。この時期は遺跡や寺院など、屋外で日陰が無い場所だと観光も若干ハード。

私の推しは、12月、1月かな。年末年始あたりは、高温多湿のタイにいる事を忘れ、まるでハワイにいるような快適な日があったりします。

2023年の12月に再びバンコクを訪れ3週間近く過ごしましたが、1日も雨が降らなかったと思います。暑過ぎず、街歩きするのに快適でした!

⚫︎乾季の12月、1月はプールに入れる?

年末年始に旅行される方が多いからか、よく聞かれるのがプールに入れますか?と。

答えは、Yes。

2023年12月。水は冷たいけど、日中暖かい日は大丈夫。

でも正直、天気の事なので日によります。入ったは良いけど、寒くてすぐ上がる日も。先述したように、それ程気温が上がらないので日中暖かく、日が差し込んでいるプールなら大丈夫だと思います。

2022年1月。ホテルオークラのプールは水温調整してると聞きました。

⚫︎乾季は大気汚染に注意して!

ただ残念ながらベストシーズンの乾季にも問題があって、雨が降らない=大気汚染が酷くなります。

チャオプラヤ川。川向こうが白い。

2月3月くらいになると、大気汚染で空が真っ白になる日も。原因は色々あるらしいのですが、大きくは焼畑農業や排気ガス、工場からの排煙らしい。

この時期に地方に行くと、あちこちで煙が上がっていたので、そりゃ空も白くなるよねと思ったものです。

PM2.5が150超えたあたりから目がしぱしぱしたり、喉がイガイガする事があります。私も副鼻腔炎を発症したし、過去には学校休校になったりも。タイでも、近年では大きな社会問題となっています。

在住者でも、あまりにも空が白い日は自衛の為にマスクをします。それはタイ人も同様で、パンデミックが広がった際もマスク着用に抵抗が無かったのは大気汚染の予防で元々マスクをしていたからというのもあります。

これくらい白いと外出は最小限に。

何年か住むと、起床してから空を見ると大体の数値が想像できるようになりました。本当にやばい日は外が真っ白になるので、流石に外出を控えるか、車移動だけにします。

1月を過ぎたあたりから悪くなっていく印象で、2023年12月に訪れた際は、1、2日は白かった日があり、今年は早いね、なんて友達と話していました。

ただ、旅行でいらっしゃるには、数日の事なのでそれ程大きな影響はないかと思います。ただし、喘息持ちとか敏感な方、呼吸器疾患がある方はマスク着用、もしくは旅行時期を再検討されても良いかもしれません。

⚫︎雨季でも、観光できる?

もちろん、観光できます!

雨季といっても、タイの場合は日本の雨季のように一日中ダラダラと雨が降り続く事はあまりありません。

大体、夕方に短くて30分から長くても2時間程度、スコールが来る事が多いです。

雨が降る時は、空が灰色になり、時には雷が鳴ったり、見るからにすごく曇ってくるので分かると思います。そうなったらほぼ雨が降るので無理せず、モールやカフェに入って、時間をやり過ごしてください。

雨季の良いのは、ホテル代も安くなるので一年で一番コストを浮かせて旅行できる時期。傘は必需品ですが、スコールの後は涼しくもなるし上手く行動したら、雨季でも楽しめるとと思います!

⚫︎雨季、スコールの後は


酷いスコールの前後では、道が渋滞します。元々、バンコクの渋滞は最悪なのですがスコールが降ると渋滞が更に酷くなります。晩御飯を予約したりしていたら、時間に余裕を持って移動されるのが安心です。

または無理せずホテル内や、電車で移動可能なレストランで食事をするのもあり。タイは基本的に食事は美味しいので、移動を無理しなくても良いかなと思います。

⚫︎注意!万が一、冠水したらの話。


酷いスコールが来ると、場所によっては冠水し、道がまるで川のようになってしまう事があります。

バンコクの車窓から
歩道まで水がくる時も。こうなると、水が引くのを待つのみ。

忘れもしない、バンコク駐在が決まり下見出張でワクワクしながら訪れた時に川のような冠水に遭遇し、洗礼を浴びました。確か、日本人駐在員も多く住んでいるSoi39のあたりです。

なぜ冠水するのかについては、バンコクの海抜が低いこと、排水機能が追いついていないこと、雨量の多さが主な原因です。年々改善されたのか減っていったけど、すごい雷×大雨の日は、時折停電します。外が凄い事になっているなぁ、停電するかも?と思っていたら、案の定、突然真っ暗になったりするので、慣れました。

そして、冠水時の水は基本的に汚水です。水が綺麗ではないので水の中を歩かないようにしてください。足に切り傷があったら、そこから破傷風等の病気をもらう事があります。

一度だけ、娘のお迎えでどうしても汚水の中を歩いて行かなければいけないタイミングが発生し、意を決してビーチサンダルで迎えに行き、抱っこ紐に入れて帰った事がありました。

切り傷が無かったからか、私は無事でしたが破傷風の事を知ってからは、絶対止めようと思って無理していません。

⚫︎渋滞の酷いバンコク、雨季の注意点

バンコクは元々渋滞が酷く、特に朝晩の出勤時や、金曜日の夜、お給料日の後なんかは特に混雑します。スクンビットなどは、動かなくなると本当に動きません。

理由は、そもそも車社会で車が多いこと、場所によって信号機が未だに手動信号であること(個人的にやめて欲しいNo,1)、抜け道が少ないこと、昔は水路も活用していたけど埋め立てが進み、水路の数も減ってしまったこと、公共交通機関の不足(路線がどんどん増えてはきていますが、バンコクの路線図を見てから東京の路線図を見ると、流石に東京凄いと思います。)

一番酷かった時は、プロンポンのエンポリアムからエカマイの自宅まで2時間位かかった事がありました。距離にしてたった3km。2時間あれば、パタヤも行ける…。

混まなければ、10分で行ける距離だったのに、娘の習い事の帰りにスコールにハマってしまい、全く動かず。歩ける距離なので歩こうにも雨が酷過ぎで、外にも出られず悲惨でした。娘がトイレに行きたくなったらどうしよう!!!とドキドキしながらも、無事帰れました。

そんな感じなので、個人的には雨季にいらっしゃる方は、駅近、なんなら駅直結のホテルに宿泊されるのをおすすめしています。電車は時間が読めるので安心です。

⚫︎まとめ

私はそのままバンコクに住んでいたい!と思ったくらい、バンコクが大好きなのですが、

大気汚染、渋滞、冠水が無ければ、
声を大にしてバンコク最高!


と叫びたいです。

結局、一回しか行かなかったカオサンロード
ワットアルンを眺めながらのタイ料理🇹🇭最高✨

多分また行くとしたら、12月の冬休みかな。ベストシーズンで、ホテル代は高くなってしまいますが天気も良くて、暑過ぎないのでおすすめです。

長文お読みいただき、ありがとうございました。

⚫︎ Instagram☞こちらは東南アジア発の旅、生活、子育ての発信がメイン。

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