僕らはまだ 始まったばかりさ

Sexy Zone

彼らはわたしにとって、初めての「推し」と呼べる存在。

昔から音楽が好き。邦楽が大好きだった。

思春期の頃のわたしは中高生の頃、彼らの先輩にあたるアイドルたちの番組は毎週見ていた。
雑誌をこっそり読んでいた。
曲だって歌詞を見ずに歌えるぐらい。

でも「わたしの推しなの!」とは言えなかった。

熱狂的にアイドル好きなギャルの子たちを見てて、「あぁわたしはあの子達みたいにはなれない」という思春期特有の劣等感が強くて。笑
今から思うとまじ勿体ない。
恥じることなく堂々と愛せよ!と言いたくなるけど、それは当時のわたしらしさでもあるので、受け止めるしかない。


でも音楽は好きだった。

だから、SexyZoneが初めて音楽番組に出た日も見ていた。
トンチキソングを歌う彼らも、子どもたちと笑顔で触れ合うMVも、
エンケンさんと一緒に踊った日も、メンバーが復活した日の音楽番組も、
年末の音楽番組で旅立つメンバーの背中を押す姿も。

ゴチの卒業で綺麗な涙を溢れさせながら手紙を読む彼のことも、
vs魂で顔が小さすぎてヘルメットが合わない彼のことも見てたなぁ。


けれど、
わたしがSexyZoneに心を奪われたのは2023年10月だった。

忙殺されて疲れ切っていた頃、ジャにのちゃんねるを見初めた。それが9月15日。
1本目から当時の最新話まで狂ったように見ていた。(一気に270話ぐらい。笑)

コメント欄には「卍とメンバーといる時の彼が全然違う」と書かれていた。「菊池風磨は沼」というコメントもよく見かけた。

でもその頃はジャにの箱推しだったので、誰が・どのグループが好きというのは一切なかった。
むしろ順位をつけるなら彼は一番しt、、、、ごめん亭。


ジャにのちゃんねるを全て見終わってしまった後、各グループのMVやライブ映像を見るようになった。


そこで初めて今のSexyZoneと出会った。

「アイドルをしているSexyZoneのMV」
「メンバー間でわっちゃわちゃはしゃぐSexyZone」
「バッキバキに踊るダンプラ動画」
「めちゃくちゃ素敵なバラードを歌うyoutubeショート」


落ちるまでは一瞬だった。
心を奪われる、とはこのことだった。
「彼らはわたしには合わないぐらいキラキラのアイドルなんだから」と抵抗する隙なんてなかった。


そこからはもう、急落下を楽しむようにライブ映像を買い漁り、CD・アルバムを日課のように買い、11月16日に晴れてファンクラブに入会。

中高時代から根付いていた抵抗感なんてもろともしないぐらい、彼ら中心の生活になっていった。


決め手はなんだったのかなぁ。


でもやっぱり、メンバーの絆かなぁ。
個々に知っている彼らのイメージとは全っ然違った。

全員個性が違うし、「仲良し♡」じゃないのに、ものすっごい深い絆を感じる。
メンバー同士でいる時がどの瞬間よりも魅力的で、心から楽しくて幸せそうに見えた。
でもふとした瞬間、ドライさすら感じるぐらいの儚さも感じていた。

知れば知るほど沼でしかなかった。

わたしは『言葉』や『想い』というものに敏感で、それっぽい言葉でも想いが乗っていなかったら感じとってしまう。
でもメンバーを大切に、大切に思う姿。ファンへの言葉。

メンバー一人一人が、自分の想いをまっすぐに、愛あふれる言葉で届けてくれるのがすごく印象的だった。

過剰な期待をさせるような言葉を使わず、適切な温度をのせて、自分の力強い意志をのせた言葉を届けてくれるアイドルなんているんだ、と思った。

歌って踊る時と、メンバーといる時と、個々の活動時の雰囲気が全部違うのも好きだなぁ。
メンバーといる時に妙に不器用になる姿もたまんないなぁ、なんて思ったり。笑

テレビを見て、ラジオを見て、想いをXに吐き出して。
少しずつ、セクラバさんとも交流ができるようになったのもほんとうに嬉しかった。




だからこそ、1月の発表はほんとうに悲しかった。

彼と、彼らがそれぞれの夢を追い続けるという結論はすんなり理解した。

そこにはなんの不安もない。
きっとわたしには思いつかないような面白いエンターテイメントで魅せ続けてくれる期待しかしていないから。


でも

メンバーといる時に見れる姿が見れない。
メンバーを見守る時のあんなに魅力的な表情がもう見れない。
ライブで感じる絶対的なシンメのオーラ。

わたしが感じていた絆はそんなに深いものじゃなかったのか。
「目も合わせられないぐらいなのに、彼らは理解し合えている」と思っていたのは幻だったのか。

もう二度と、心から幸せそうに夢を見て、語る彼らの姿が見れなくなるのかな、と。

怖かった。
それほどまでに『深い絆』を信じていた自分を思い知らされた。

新規だけど、わたしが感じているものは本物だし、彼らを信じているファンの皆さんのこともだいすきだったから。
長い間彼らを支えてきたファンの皆さんが悲しむ姿も悲しかった。

ファンの方たちを大切に思う彼らが、一番悲しい選択をするなんて。

なんで?なんで?と。

いくつもの大切な絆が壊れてしまったような感覚になった。


でもね、そこから救ってくれたのはやっぱり彼らの言葉だった。

絆が深いからこそ、理解しすぎているからこそ、この未来を進むことになったこと。
3ヶ月かけて、丁寧に伝えてくれた。

『SexyZoneはいつでも集まれる安定した家』
『おれらはいつだって5人さ』

この言葉の意味が正しくを届くよう、腑に落とせるよう、丁寧に、丁寧に。

インスタを開設して、毎日毎日投稿してくれて、ブログも毎日更新。
個々の仕事だって、今年に入ってからだけでもテレビで見れる機会が増えてるのに。短期間で舞台を掛け持ちしてるのに。

終わりがわかってるからこその寂しさはあったけど、歌番組を見ながらのみんなでタグ祭りも楽しかったなぁ。

挙げ句の果てに、大切な日の前日にインスタストーリーズのキャパオーバーになるぐらい質問箱でファンをかまってくれるなんてさ。


愛の深さ、みくびってた。ごめん。ごめん亭。
今では君がいちばん特別な人だよ。

アイドルを好きになる気持ち、ひとを想う気持ち、信じる気持ち、全部全部教えてくれてありがとう。

わたしのタイミングだったけど、SexyZoneに出会えて幸せです。

ありがとうSexyZone。
だいすきだよSexyZone。

これまでも、これからも。

今日の20時、たのしみにしてるね。

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