蛇崩・目黒川近辺では水害ハザードマップで５０センチ以上の浸水の可能性があるとされています。近年予想を上回る豪雨が発生しています。昨年、星見てい子都議とともに東京都下水局、目黒区危機管理室防災課、都市整備部土木工事課に申し入れをしました。蛇崩川上流（世田谷区）の増強幹線の工事が先行して進められています。早期に上目黒地域の着工を求めます。

上目黒の水害     

 過去に上目黒では、床上床下を含めて浸水被害が発生しています。平成二十五年七月二十三日、下水道施設の能力を上回るゲリラ豪雨により、幹線沿いの低地で被害が発生。マンホールのふたが上がるほどでした。この被害をうけ東京都下水道局は下水道緊急プランを発表し、上目黒地区が七十五ミリ対策地区として指定されました。　上流（世田谷）では工事が始まっていますが、下流地域の上目黒では、工事日程は未定です。

作業地が必要　

業用に二十五メートルプールほどの土地が必要なため、土地が見つかれば、蛇崩川増強幹線の着工ができます。

住民運動で工事を進める　

ゲリラ豪雨で浸水被害が出る前に、一刻も早く工事を前に進めるためにも地域のみなさんとともに頑張ります。
　五月十二日(日)に行われた目黒区総合水防訓練は家にあるもので浸水を防ぐ方法の実践は、とても勉強になりました。マンホールが吹き出しそうになった時に、【マンホール噴出防止工法】は「覚えておくと、とても使える方法です」と目黒消防副署長が説明してくれました。
【風水害時の連絡先】
●区道の雨ます側溝は目黒土木公園事務所
☎０３・３７１１・６８２５
●都道の雨ます側溝は東京都建設局第二建設事務所目黒工区
☎０３・３７１５・３２６５
●ごみ処理は清掃事務所
☎０３・３７１９・５３４５
●消毒は生活衛生課環境衛生係
☎０３・５７２２・９５００
●り災証明発行
☎０３・５７２３・８７００

スケジュールありきの上空６００ｍ羽田新ルート

お子さんを連れて菅刈公園を利用している女性の方から、「飛行機の騒音がひどい。羽田の新ルートで菅刈公園の６００メートル上空を飛ぶことになったら、落下物が心配で、子どもを遊ばせられなくなる」「騒音や落下物が心配だから、低空飛行で飛ぶようになったら公園にくるのをやめる」と心配の声が上がっています。他区では引っ越しを検討している人も現れています。

緊急アンケート      

地域の皆さんの声を受けて、ガラケーでもスマートフォンでも、QRコードを読み込めば、誰でも簡単にお答えいただけるアンケートを作成しました。　議会に反映していくためにも、お知り合いにもお声がけいただき、アンケートにご協力頂けますようお願い致します。その他にもファックスやメールも受付けています。飛行機による騒音や落下物についてのご心配、不動産価値下落の心配など、お気軽に声をお寄せください。

実際の騒音         

羽田新ルートによる低空飛行はどのくらいの騒音なのか知りたいという方のために、大田区にある城南島海浜公園で騒音サンプルをとってきました。大田区では大型機着陸時、八十一デシベル、目黒区では七十四デシベルで両区とも騒々しい街頭や、掃除機の騒音に該当します。参考にしてください。　南風のとき午後三時から七時の間は四分から五分間隔で飛ぶことになります。https://youtu.be/aF__hqaP1S4
　騒音による不眠や精神疾患、病気については国に対して、損害賠償の対象外です。人口が密集する上空に低空飛行ルートを作る発想が信じられません。また落下物による交通事故や家屋の破損、物損は全額保証をする制度を整備中と回答がありましたが、死亡があった場合は損害賠償制度があればよいという問題ではなくなります。　地域の皆さんと力を合わせて、撤回に向けて頑張ります。　羽田新ルートについて議会が国に対して、「教室型説明会」（住民が国に対いて直接意見交換でき、問題意識を共有できる説明会）を求めることができます。　直接国交省に質疑ができる教室型説明会は危険性を理解するとともに、知らない住民への周知、近隣の皆さんと情報共有のためにも必要です。区民から意見をどんどん出して、直接区長に迫っていきましょう。