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英語教育について

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語学習得のあり方を検証します!
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#ドイツ

『時間がない』はただの言い訳!

語学習得において一番よく聞くフレーズ 『時間がないから勉強できない』 果たして本当に「時間」が問題なのだろうか。 日本語レッスンでの出来事。 メキシコ人の生徒さんとドイツの時差はマイナス7時間。 彼とのレッスンは、毎回メキシコ時間の早朝である。 前回、彼は仕事場に向かうタクシーの中からビデオ電話をかけてきた。 移動する車内から、メキシコの街を画面上でも映してくれて、まるで自分も旅をしているかのような気分になった。 いまや、誰もがスマホを持ち歩く時代。 スマホで、どんな情報

「英語はできて当たり前」の時代がやって来た⁉

最近、外国人にオンラインで日本語を教え始めた私。 外国語としての日本語にふれ、日本語を今までとは異なった側面から垣間見ることができ、とても面白い。 それと同時に、改めて英語の重要性を痛感している。 日本語がある程度できる生徒さんたちとは、ゆっくりと易しい日本語を使って話をすることが可能である。しかし、まだ日本語が初級の生徒さんたちとは、日本語だけでは会話が続かない。英語をそっと添えてあげて、話を進めていくことが必要だ。 生徒さんたちは、世界中から集まってきている。すでにア

語学習得における仲間の存在

私の通うドイツ語学校も、あと少しで夏休みに入る。 苦手で大嫌いなドイツ語は、もう2度と勉強しないと心に決めていた。 私にとって9年前に受講した、永住ビザを申請するために必要だったドイツ語コース600時間とドイツの法律や歴史を学ぶオリエンテーションコース30時間をもってドイツ語は卒業したと思っていたからだ。 しかし5月の牡牛座新月が私に届けてくれたメッセージにより、突然ドイツ語を再開することとなった。 今回一緒に学ぶことになった人たちは、ほとんどが同年代。 母国では数学教師、

「海外に住んでいるだけで外国語がペラペラ!」にはならない

・ドイツに14年も住んでいるんだから、ドイツ語なんてペラペラでしょ? ・旦那さんがドイツ人だから、流暢なドイツ語が話せるんでしょ? ・2度もドイツで起業しているんだから、ドイツ語が上手なんでしょ? 私の場合、答えはすべて『NO!』 アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、スペインでの生活経験があり、ドイツにもドイツ語にもあっという間に慣れて、快適な暮らしが待っていると思っていたが、それはあまりにも甘い考えだった。 私は「人には苦手な言語がある」ということを知