本記事をお読みくださり、ありがとうございます。X（旧Twitter）では“げんき調べ”でおなじみ（？）の、リブランの歌う広報宣伝、とぐちゆうこです。

自己紹介

東京都板橋区に本社を構えるマンションデベロッパー、株式会社リブランで宣伝/広報として勤務している戸口 木綿子（とぐち ゆうこ）と申します。今年、2023年で勤続10年目を迎えました。小学校3年生の娘と、6歳年上の夫と3人、埼玉暮らしです。

経歴

仙台の音大声楽科を卒業後、歌手の仕事をしながら大学院教授秘書→建設CADメーカー営業事務→マンションデベロッパー経理、営業を経験。音大を出たのに、なぜかずっと住まいや街づくりに携わる業務に就いていました。母方の祖父や叔父が設計士で、仙台の実家も叔父の設計。そのあたりから大きな影響を受けていたんだと思います。

地元のマンションデベロッパーに転職したのは、東日本大震災の翌年。とにかく街に家が足りないタイミングで、自分のアイデアや工夫などなくとも、供給した集合住宅はすぐに借り手や買い手は見つかりました。

ただ、やってくる仕事をこなす日々に「このままでいいのだろうか」と思っていた頃、東京で「住まい」と「音楽」が融合した、まさに私にうってつけの仕事がある！と転職エージェントから紹介されたのが、今勤務している株式会社リブラン。24時間楽器演奏可能な防音賃貸マンション「ミュージション」を開発し、借り手を見つけるだけではなく、住んでいただいた後のコミュニティ開設も考えているというタイミングで、自身が持つ全てのスキル・人脈・アイデアを活かせると確信。期待に胸を膨らませて入社を決めました。

仲介営業としてキャリアをスタートさせましたが、入社3ヶ月で妊娠が発覚。産休・育休に入り、1年半の戦線離脱。
当時の社長から「仕事の代わりはいても、お母さんの代わりはいない。しっかりやってきなさい、待ってるから」と声をかけていただき、仕事が楽しくて仕方なかった私にとっては大きな支えとなる言葉でした。

育休からの復帰後は、会社に恩返しするぞ！とばかり、バリバリ働き続けております。2018年に宣伝部へ異動。セクションチーフ（主任・係長的な）から課長と順調に昇進も果たしました。異動の経緯はまた別の記事で取り上げる予定です。

「好き」を「得意」に転換できた広報という仕事

「宣伝部」はその名の通り、宣伝と広告が主な役割でした。元々は。しかし、コロナ禍に突入して、特に首都圏の集合住宅に住む方にとって、これまで気にならなかった周囲にかける「音」の迷惑、自身に降りかかる「生活騒音」のストレスがより身近になり、私たちの提供する防音賃貸マンションが必要とされる時が訪れました。ところが、テレワークがメインとなり、それまで効いていた交通広告や物件前に掲げる看板などの力が一気に弱くなりました。顧客はウェブ広告からの流入がメインに。それは弊社だけではなく、マンションデベロッパーの広告合戦になることは目に見えていましたが、体力のある大手や財閥系企業と比べたら、社員数60名前後の中小企業である弊社は、出稿金額勝負に持ち込まれてはひとたまりもありません。

そこで、自分が入社したきっかけでもあるミュージションの魅力と改めて向き合い、これまでの入居者さんがこの物件を選んでくれた理由に「口コミ」が多かったことに着目しました。物件にお部屋見学に来たり、実際住んでいる人には間違いなく満足いただけているのに、それを伝える手立てが自社ホームページやSNSでの発信にとどまってしまうのはもったいない。新聞やテレビといった「メディア」の第三者視点が介在した上で世に伝えられたら良いのでは？と考え、広報での認知拡大に舵を切りました。私が勝手に、です。

創業55周年を生かしたPR活動

リブランは2023年で創業55年を迎えると共に、同年4月で社長交代というメモリアルイヤー。これを活かさない手はありません。記念して書いたPR TIMES STORYを見たメディアからは、たくさんの反響をいただきました。これはPR TIMES側から「書きませんか」と言っていただいたのがきっかけでしたが、なぜミュージションを開発したのか振り返るきっかけともなり、これまでの新築誕生プレスリリース等では伝えきれなかった裏側のストーリーを伝えることができたのが奏功したと感じます。

営業出身広報の強み

営業出身者も多い広報職という仕事ですが、私には大きく二つの強みがあります。

１、入居者様と同じ音楽家であること

営業時代に築いた入居者様や物件オーナー様との関係性、現場で生の声をたくさん聞いてきたことが、広報に活きています。

ホームページで公開してきた入居者インタビューは、実は私が営業時代に担当したお客様も多いんです。

ただお部屋に住んでもらうだけでなく、ミュージションで開催するイベント等を通じて、入居者と管理会社という関係を超えて飲みに行ったり一緒に音楽したりと、仕事なのか遊びなのかもう境目がわからないようなつながりを築くことができました。これは私のかけがえのない財産です。

7年前の私。うわー、もはや黒歴史ですが、入居者様もスタッフも、これからミュージション住んでみたい！っていうお客様もみんな一緒に楽しくワイワイ。音楽で繋がってるって、最高です。

２、人と会う、話すことが大好き！

営業時代は、お部屋を借りてくださる方を探すため、仲介業者様のお店に飛び込んだり、情報提供のために電話しまくったりと、結果が伴わなくともとにかく話を聞いていただくための行動と工夫に明け暮れた日々。10動いて1いい結果が出ればいい方という状態だったので、鋼のメンタルも同時に養いましたし、いく先々で様々な方とお話することを心から楽しめるようにもなりました。

X（旧Twitter）、Facebook、日経xwomanアンバサダーブログでも発信中

私は主にX（旧Twitter）、顔見知り限定でFacebook、アンバサダーをさせてもらっている日経xwomanでのブログなどで発信しています。

こちらもぜひチェックしてみていただけたら嬉しいです。

以上、自己紹介でした！これからどうぞよろしくお願いします！