ポケモンバトルレボリューション スタービューコロシアム Round2 transfer batonpass NoBombを考えよう

スタービューコロシアム Round2について

Round2はポケモンスタジアムでいう裏。分かりやすく言えばクリア後に解禁される高難易度版のようなもの。
スタービューコロシアムの初回クリア後は50フラットのダブルバトル4vs4で4戦x8セット。
順番は固定でランク1から順に攻略していき、最後にランク8のミステリオを撃破するというルールになっている。
注意する点としてはコンテニューができない。負けたら1戦目からやり直しなので4連勝できる構築を考えて実戦での勝率を上げておく必要がある。

transferについて

ポケモンスタジアム系のRTAは他バージョンの持ち込みが可能なtransferというカテゴリーがあるが、走者はほぼ皆無。
何故かというと事前準備が非常にめんどくさい。これに尽きる。

事前準備として個体値、努力値などの知識が必要なだけでなく、1つのカテゴリーでも最低でも6匹の育成が必要になる。
ゲートコロシアムを周回してレンタルポケモンを入れ替えて強いパーティを作るということも可能だが、ねらい目のポケモンが理想的にできるかはランダム。なので結局は自前で揃えた方が良い。

Batonpassについて

Batonpassはポケモン本編のカテゴリーで「ジムリーダー戦でクリアする際に使用ポケモンは以降は使用できない」というもの。
早い話、ジムリーダーはそれぞれ別のポケモンで攻略しなければならない。
これをバトレボのスタービューコロシアムでやろうという話。

スタービューコロシアムの初回クリア後は4戦x8セットを達成するというものになっている。
ルールとしては
1セットを攻略した6匹のポケモンは以降は使用不可。
使用しなくてもパーティに入れた場合でも適用する。
8セットx6匹なので計48匹も別のポケモンを用意しなければならない。

NoBombについて

Bombはポケモンの技であるだいばくはつとじばくの2つを指す。
これらの技を中心としたパーティを爆発パともいう。
Noなのでこの2つの技の使用を禁止
前者は威力250、後者は威力200の自身を瀕死にするノーマルタイプの全体攻撃技。これだけだったら次点のふんかとしおふき(威力150)が勝る場面はあるのだが、4世代までのだいばくはつとじばくはゲーム内では説明されない隠れた仕様があり、それは攻撃対象のぼうぎょを半減してダメージ計算を行うというもの。この仕様があるため、だいばくはつは威力500、じばくは400として扱うことができる。
4世代からダブルバトルの全体攻撃は2体いる場合は0.75倍の補正がかかるが、だいばくはつとじばくだけは3体が攻撃対象になっている時だけしか掛からないという仕様がある。相方はゴーストタイプ、まもるorみきりで防いでしまえば相手がまもるorみきりを持っていないかつゴーストタイプでなければそのままの威力を押し付けることができてしまう。
ちなみに縛りの無いtransferではみやぶるを使うことでゴーストタイプにも当たるようにしている。
半減でもゴーストタイプのてだすけ(XD産限定)、こだわりハチマキ等のアイテムを持たせて火力を補強すれば強引にワンパンすることも可能。
水タイプのしおふき、炎タイプのふんかはHP満タンかつ雨(晴れ)+こだわりメガネで複数攻撃による補正が無い場合でようやく威力が506.25なので如何にだいばくはつとじばくが条件が緩く威力を発揮でき更に火力を補強できるというイカれた技なのかがよく分かるだろう。
RTAでは1:2交換を狙う技なのだが、自身が倒れることによって後続のばくはつを所持したポケモンを出してまた1:2交換を狙うことで最速2ターンを狙うが、相手が防ぐor耐える手段が無ければそれだけでゲームセット。

ダブルバトルである以上は複数攻撃が強力なのは仕方ないが、だいばくはつとじばくは硬いポケモンでもワンパンを狙えてしまうことや縛りが無いとこの戦法が多くを占めてしまうことになりそれでは面白みに欠けてしまうのでこの2つの技の使用は禁止だが、技を入れるのはありなので例えば、ふういんで相手のばくはつを使えなくするのは戦略としては有効。

このカテゴリーをやる一番の理由

主に「戦略の幅を広くしたい」「多くのポケモンが活躍できる」というのもあるが、一番の理由はポケモンと言うゲームで自己犠牲が目立つことをしたくないのが大きい。
自身はポケモンスタジアム金銀のチャレンジカップでもだいばくはつとじばくは使うこと自体はするけど基本的にはお役御免になる時、嫌な相手に対する1:1交換を狙う時ぐらい。チャレンジカップは技がランダムなのでばくはつを中心に組むのが困難であり、良くても1:1以下の交換にしかならないのでダブルバトル以上の成果を出すのが難しい。
ところが、4世代までのダブルバトルになると1:2交換ができてしまうため、transferでは爆発パが中心になってしまう。
タイムのためとはいえ、自己犠牲を推奨する戦法は見ていて気分がいいものではない。
やはり、色んな戦術戦略が見られる方が個人的には楽しいと感じた。

ポケモンのRTAに対する個人的な考え

ポケモンというRTAが真価を発揮するのは育成して実践に持ち込むというのが主だと思っているのでany%とかではなくtransfer。
育成したポケモンで相手にどんだけ通用するかを試すのがやり方としては一番だと思う。
自身が4世代から対人の知識を身に着けたのとやり込んでいたというのもあるからか4世代が一番愛着がある。ポケモンスタジアム系のRTAは本編と比べると走者が少なくて寂しいという思いもあるのでtransferというカテゴリーを知ってもらえれば幸いだと思うし、走者が増えてくれれば本望。

最後に

事前準備が恐ろしく面倒なカテゴリーであるのでいつやれるかは分からないが、裏で地道に準備を進めて年内での試走を目標にしたい。
タイムは分からないが2時間切れれば御の字。現在のスタービューコロシアムのtransferのWRが1時間36分。
配信は普通通りやっていく予定。

おしまい

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