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同郷で遠距離恋愛になった場合、別れ話は故郷で。なんならラインでもいい。

後々、業務停止命令が出るような会社のネットワークビジネスにハマってしまった彼。車のスピーカーで大音量で講演?みたいなのを聞いてる節があったり、セミナーに行くと言って遠出したり。やばさ満載になってきました。

ある日電話で、良い商品なんだよ~と電話で説明してくるので、じゃあ一度使わせてよ。と言うと、いや、もう情報を伝えたからには買ってもらわないと。と言われるまでに。

じゃあいらんわ。というか、そんなやり方では外車どころか、まったくひと様に商品買ってもらえないよ。自分で使ってみないと分からないし、聞くだけで肌や飲むサプリなんて怖くて買えない。それを考えず物を売ろうとするあなたはこの仕事向いていない。

そもそも、私を引き込むと元バイト仲間や職場なんかの女性との繋がれる思っているかもしれないけど、システム聞いたら私が友人達に勧めて売ったところで、あのマシンガントークの人や知らない人たち、あなたに何割か配分されるのはおかしい。私が人に勧めて売ったなら私に100%取り分が回ってくるべきだと思う。私や私の繋がってる人を金づるにするな。私をこれ以上誘わないで欲しいし、あなたもやめた方が良い。

と伝えたところ、しくしくしくと泣き声が…。

今思うとここで別れたらよかったかもしれません。
結局なんやかんやお付き合いは続き、その後も引き込み作戦は色々とあったのですが相手にせず、彼自身もその活動から少しづつ離れていったようです。そりゃあ収入なんて出ないよ。

物静かな彼でしたがプライドがそれなりにあり、頭も賢かった。父親や兄が一流大企業に勤め、自分は中小企業。というじれったさが一発逆転をウリに誘ってきたこのビジネスにどっぷりはまってしまったようです。魔がさすとはこのことかもしれない。

で、彼はというと転職活動を真面目にし始め、念願の大手企業に転職。

その後遠距離恋愛へと突入し、1年ほど付き合っていた頃、私が何度目かの東京に遊びに行くことに。計画をメールでし合ったり、なんの予兆もなかったのですが、東京で待ち合わせて会った瞬間に別れを切り出されました。

は?

彼:この旅行を最後の思い出にできたらと思って。

はぁああ?

結局、付き合う人に対して誠実なことができない人だったのです。前々から彼の態度でそれを感じるべきだったのに、私はそこには向き合うことができず、こんな出来事に遭遇するはめになったのでした。

結局大学の先輩の家に泊めてもらったりして事なきを得ましたが、別れるなら先にメールでもいいから言って欲しい。遠距離恋愛の方には切に願います。

東京にるんるん気分で行って、会った瞬間に別れられるって。
そりゃあないよ。

こうして5年ほど続いた初めて付き合った人との恋愛はあっけなく終了したのでした。

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