先日、台湾食材の詰め合わせバッグを入手した。せっかくなので、それらを食する台湾DAYを予定している。人寄せなどするわけでなく、一人それらしき気分に浸るだけのこと。決行日は未定で準備が整い次第、気分次第。

今日は台湾のお酒を求めて寄り道をしたのだけれども、収穫なし。台湾ビールをあちこちで見かけたように記憶していたのに、探している時には見つからない。

台湾のコーラは売られていたので、これでラム酒を割ることにしては？と思ったが、それではキューバ・リバーになってしまう。漂う南米感。好きだけれど、美味しいけれども、却下。

調べてみると、台湾には高粱のお酒があるらしい。コーリャン。子供のころに買ってもらったハードカバーの短編集、そのうちの一編にコーリャンが出てきた。戦争に負けて、母親と日本へ引き揚げようとしている少女の身の上話。

その後も、戦時中の記録に触れると度々コーリャンが顔をのぞかせた。コーリャン。高粱。満洲の国花。高黍。どうしても戦争と結びつけてしまって、重苦しさが寄せてくる。

その高粱のお酒。興味はある。取り寄せてみようか。となると、少し趣旨が違ってきてしまう、私の中で。台湾の食材を楽しく食べようという思いつきから始まったはずが、何故か途方に暮れている。今日は結局、愛玉子のキットだけを買って帰った。

金曜の夜。
今週は水曜日に木曜感があったように、長く感じた。過ぎてしまえば早かったようにも。
水曜日に作ったラベンダーのクッキーは、馴染んで落ち着いた味になっている。それもまた美味しい。

さて、ゴールデンウィークの始まり。
クローゼットや書棚の整理、溜まった紙類も片付けたいのだけれども、どうなることやら。