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「窓辺の猫」第四十ニ回 猫のこだわり

こんにちは。
猫のくしです。
猫のブラッシングに迷いが出ています。

今年の2月。猫たちの誕生日(推定)にプレゼントに猫ブラシを買いました。
三毛のセミ猫はブラッシングが大好きで、喜んではくれました。
しかし、ゴローンと腹を出すほどの喜び方ではありませんでした。

そして、数ヶ月振りに出かけたDAISO。
110円で見つけてしまったんですよね。
以前猫に使っていたゴムブラシに似た人間用のシャンプーブラシを。

(試しに買ってみてもいいかな?)

110円のブラシでは気に入らないだろう。
ブラッシングにこだわりのある猫だから。
最近は潔癖症が行き過ぎて、トンボ猫がトイレに新聞をかぶせたり、セミ猫はブツをスコップにひとかけら。また、ひとつは新聞に包もうとしたらしく、トイレの外にしいた新聞の上にブツが転がって新聞がクシャッとなり、猫砂がトイレからかき出されていました。

また、雨で具合が悪かったのか、セミ猫が新聞にごはんを吐いているのを発見した朝もありました。以前から何か敷物の上に吐く猫です。
新聞を覚えたのは、人間がそれなら片付けやすかろうと気づいたのか。
セミ猫にとって新聞は、遊び道具で掃除道具です。

その賢いセミ猫なら、ものの違いがわかるだろう。まさか、100均の人間用ブラシを気にいる?

そうであってほしくない気持ちで買った翌日に勇気を出して使ってみたら・・・。

ワッツにも行きゴザを買いました。
猫も自分の抜け毛が気になるようです。
外して洗えます。

見事気に入りました。
2千円のブラシより100均が良かったようです。
今は先の尖ったブラシはかわいそうだという事で、先が丸いブラシが流行りなんだそうですね。しかし、猫は先が三角のゴムブラシが身悶えしてひっくり返って腹を出すほどお気に入りです。

ゴムブラシ(本当は人間用のシャンプーブラシ)は様々な種類が出ていて、一つ失敗したのが、持ち手がプラスチックで腹毛をブラシすると足にコツコツ当たってしまうということです(猫用じゃないですからね)。

もしこのブラシが1ヶ月ほどで壊れたとしても、2千円のブラシ20個分ですから、全く惜しくありません。

恐るべし、100均。
シャンプーブラシを使ったことがありませんが、猫が気持ち良さそうにしているのを見て私も欲しくなってきました。
しかし、人間用だけわざわざ買い物に行くのは億劫です。
次に100均に行くのはまた1ヶ月ほど先でしょう。毛糸がないなと100均に買いに行ったら、家からたくさん出てきました。

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