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「我が家の庭の風景」part.112 花壇の仕立て直し

ほとんど使用できなくなっていたブロック壁の花壇の撤去に30分もかかった。とにかく重たくて持ち上げられない。一個外れたところで、これは長くなりそうだとスマホでカメラを回した。SNSのネタになるとでも思っておかなければやってられなかった。

ガーデニングをされている人たちは、庭の装いを毎年変えている印象だ。どうやって重たい庭の装飾品を片付けているのだろうか。

私が小柄で、非力なだけなのか。
もっと知恵と工夫を持って、効率的な方法で庭作業をされている気がする。

いち家庭の事でなくても、我が家のような300坪の敷地を1人で作業されている方がいらっしゃったら尊敬する。1人では、庭の剪定作業もままならず、大きな木は父が適当なところで切り株みたいにしてしまうが、もっとおしゃれにやってほしいと子供の時から思っている。

庭師の方は、どうのような哲学を持って枝を切り落とされるのか。下を向いている枝を切るとか、基礎的なところは本やネットで勉強してみたものの、いざ、実践となると、体力も技術も追いつかない。

ほとんど年中咲いているパンジーにしたって、切り戻し方によって花付きの様子が違ってしまった。もともと元気な株だったという違いもあるだろう。

一方で、あまり切りすぎると花芽がつくのに長くかかると聞いていたものの、花がつく時期はそれほどどれも変わらなかった。1輪だけなら早く咲いた株もあったが、結局のところほとんど3月には花芽がついた。今は花盛りといったところだ。

このパンジーをブロック花壇に植え直す予定であった。しかし、古くなった地をレンガブロックから外すのが骨が折れる。掘り起こすのも大変だったが、土を抜くのも大変だ。
全く労力の無駄ではないか。
新しくブロック花壇を買ってきた方が早い。パンジーの色にあった花壇の素材を選べる。
しかし、そうすると、せっかく掘り起こしたブロックの花壇がゴミになる。
新しい花壇だってまた父が土に埋めてしまうかもしれない。それだって掘り起こすのは将来私なのだ。

諦めて、地道に地を抜いて、来年にでもパンジーが生き残って、植え直せることを願うしかない。徒長したままほっといたら種が出るそうだ。その後枝を切っても株は残るのだろうか。わからないがわからない事はしないほうがいい。やるとしても1株だけだ。1株だけ犠牲になってもらうしかない。

今のところブロック花壇の穴の数よりも、たくさんのパンジーの株がある。パンジーは種から育つが、変わった柄のパンジーが欲しければ、株を買ってそれを生かすか、種をとって育てるしかない。

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