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好きが溢れる場で思ったこと

きょうはGReeeeNメンバーのこれまでを描いた小説『それってキセキ』(小松成美・著)の読書会に参加してきた。 #コルクラボ のメンバーが企画、運営するイベントで、たくさんのGReeeeNファンが集まった。

まずは、少人数のグループに分かれ、グループワーク。好きなシーンを語り合い、感じたことや、どうしてそう感じたかを共有しあった。そのあとは、小松成美さんのお話を聞いた。

「好き」が集まる場の熱量と楽しさに驚いた。
『それってキセキ』を読んで参加した。
このシーンが好きだと言って、そこいいですよね、私もそう思ってましたと、「好き」な思いを周りと共有できることが嬉しかった。
それに、周りの方々の楽しそうな雰囲気や、ぼくとは違う感想や感じ方に、この本、GReeeeNの曲、メンバーのことをより深く知ることができた。

小松成美さんの話では、執筆秘話を聞いた。どんな思いで執筆していたのか、描かれている場面をより詳しく、そして、メンバーの思いがそのまま乗っかった語りに、思わず胸が熱くなった。参加者の方には、涙を流す方もいた。

その後の懇親会でも、もともと知り合いの方もいたのだと思うが、とても盛り上がった。自発的に記念写真を撮りあったり、小松成美さんにサインを求めたり、笑顔と笑い声がいっぱいの場だった。

好きだという感情と、楽しいという感情が、その場の雰囲気と聞いた話と、発した言葉と笑いで、合わさって、より高まって濃くなって、強くなっていく、素敵な時間に感じた。


その場に居合わせたぼくは、少しだけ、自分のことを考えた。もちろんGReeeeNも、『それってキセキ』も好きだけど、こんなにも熱中しているものをぼくは持っているだろうか、と。
偶然きたチャンスや、誘いに関心を向けず、安住の地で、外に出ようとしていないのではないか。周りにあるたくさんのことを、好きになろうとしていないのではないか。

#日記

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