仕事始めて2年半、途端に仕事が楽しくなってきた。仕事に関する知識が増え、さらに仕事の全容が見えるようになり、やっと先輩達と対等に話せるようになったからだ。

自信を持ち自発的に話せば話すほど、「あ、こいつも分かるようになってきたか。」と思われるのか、色々な話し合いが生まれ、情報が集まるようになる。そして新たな問題に対して解決策を考える一員となれるようになる。

これが仕事の醍醐味なのかもしれない。自分の知識や経験を、先輩、同僚と共有し、新たな問題に対して、色々話し合うことは非常に楽しい。人は「知らないことを知る」という探求心を追い求めることは、楽しく感じるようだ。

「石の上にも三年」というしなぁーと一人思った。まだ2年半だが。

私の周りには、入社3年経たずに辞めていってしまう人もいる。そういう人たちと話すと、”一生懸命”に辞めた理由を説明してくれる。

「自分のいた業界に未来を感じないんだよねー」

「将来自分の孫にこんな仕事してきたって話せないと思ってさー」
（まず、そんな仕事あるのか謎だが、、）

「上司が無能でさ。」

と一流な理由を以て、”前向きな転職だ”と必死に説明してくれる。（転職エージェントに影響を受けたようだ。）
本当に前向きな転職をした人は、辞めた会社での経験の良いところを見つけようとし、それを次の会社で生かせるなぁーと、”笑顔”で話す。

前向きな転職を遂げなかった人の話をよくよく聞いていると、結局のところ、辞めた理由は、「自分の仕事が楽しく感じていないから」である。

私自身これまでに辞めようと思ったことは何度もあった。しかし転職する勇気も度胸もなかった為、ここまで続けてきただけだ。そして、運よく”楽しさ”と出会えた。とても運が良い。

「石の上にも三年」ということわざ、的を得ているようだ。

転職エージェントは、転職させばさせる程、収入が入るという仕組みになっている。転職を勧め、今の時代は”転職は普通だ”という話をよくする。しかし、転職する人の割合は、一時代前と一緒だということを決して忘れてはならない。

「石の上にも三年」留任エージェントを始めようかなぁ。。