見出し画像

涙が出る理由。

巨人の阿部慎之助選手が引退した。

私自身、野球を小学校から高校まで続けていたことや、阿部選手が大学の先輩ということもあり(全く接点はないが笑)、勝手に身近に感じていた。

阿部選手の引退が決まってからの打席は、何度見ても涙してしまう。特に阪神藤川投手との勝負は、お客さんも一体となっており心を動かされる。

以前にも2012年のイチロー選手のマリナーズ退団会見とかは、涙が止まなかった記憶がある。

確かに彼らを応援はしていたが、引退や退団することに対しては、彼らの判断なので、悲しいとかの気持ちはない。ただ何故か涙が出てくる。

この理由が全くわからなかった。

自分が涙した経験は数える程しかない。私が初めて実家を離れてアメリカへ短期留学した一ヶ月間の最終日や、大学院の3年間続けた研究が失敗と終わった時だ。

それに対し、大学卒業や高校野球部の夏の大会敗退の時に、涙は全く出て来なかった。

この違いは、どれだけ『頑張ったか?』によるものだと気付いた。

大学院での研究は自分で言うのも変だが頑張った。それに対し、大学時代や野球部はそんなに頑張ってなかったと今考えると思う。

阿部選手やイチロー選手は当然人一倍『頑張って』いて、そういう人だからこそ持つ雰囲気や重みのある言葉に心を動かされ、涙してしまうのだろう。

やはり頑張らないと、自分を含め心を動かすことは出来ず、涙は出ない様だ。

今後の人生あと何回涙を流せるだろうか。。

さらに阿部選手の様に、他人が涙を流すほどの頑張りが出来れば、自分の人生は成功だったと言えそうだ。

何事も頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?