レシートの上に乗った小銭をゆっくりとお財布へ、、

チャリーン、スー

(あっ、やってもうた。。)

『すみません、大丈夫ですか』

という経験をされた方も少なくないと思う。私は大抵この輸送に失敗する。そもそもこのレシートって、この時代どうみても時代遅れだろう。

と思った私は、レシートが何故必要か調べてみた。いろいろ理由は有るようだが、大きいものとしてはレシートが無くなるとレシートに慣れた中高年が困るというもの。

確かにレシートを使用し家計簿をつけている方も少なくない。自分の親もそうしてたと思う。ただ家計簿管理アプリという非常に便利なアプリも数多く存在する。きっとアプリの使用に慣れることで一連の作業に掛かる時間は数分の1になるだろう。

日本は高齢化社会である程度、中高年に合わせた時代の流れとなるのは避けられないとは思う。しかしだからといって世の中をより便利にすることが躊躇われるのは、全体社会にとってあまり良くない。家計簿管理という比較的単純な作業を短くすることで、他のことに時間を割けるようになるのではないか。

スマホだって、今や中高年に大量に普及している。スマホの使用方法が分からない中高年は、息子/孫に使い方を聞きつつ使っている。そして自分の祖母は、大事に育てたお花の写真を撮って送ってきてくれる。これまではタイミングよくおばあちゃん家に行けた時しか見れない花たちだ。

より便利なものは、誰にとっても便利なはず。その普及を躊躇うのは社会の損失。とりあえずレシートが無くなるのがその第一歩となれば。