#1|木津屋橋通西洞院東入ル

こんにちは、学芸出版社編集部の松本です。

“木津屋橋通西洞院東入ル”――このお経のような呪文のような文字列、何だかおわかりでしょうか。なんとなく読めても、区切りまできちんとわかる方は多くないかもしれません。

“きづやばしどおり・にしのとういん・ひがしいる”は、建築やまちづくり、コミュニティデザインなどをテーマに本をつくっている、私ども「学芸出版社」が構える拠点の所在地を表しています。

通り名を組み合わせて碁盤の目に見立てた町中での座標を示す、この京都独特の住所表記、個人宅の案内には不十分ですが、会社くらいの規模になればこれでじゅうぶん事足ります。私も、毎日通っていながら「東塩小路町599-3」という番地名がうろ覚えの域をなかなか抜けないので、送り状などは通り名の表記で済ませてしまうことがほとんどです(どうしても書く必要があるときはGoogle先生に聞いています)。

ともかく、京都駅前から北西に徒歩5分、オフィスビルやマンション、ホテルが立ち並び、東にそびえ立つ京都タワーが見通せる場所に、学芸出版社のビルは建っています。

今回、竣工から20数年を経たこのビルに、ささやかな改修を施すことになりました。昨今流行りの「働き方改革!」というわけではありませんが、日ごろ働いているオフィスフロアや、通りに面した1階ギャラリーが、来年初めには新しい姿に生まれ変わります。

と、いうことで、自分たちのための記録の意味も込めて、学芸編集部のほか、改修をご担当いただく建築家の松本崇さん(次回で詳しくご紹介します)にもご協力いただきながら、日々の状況を少しずつレポートしていきます。

「うちら関係おまへんやんか」といけずなことは言わず、どうぞのんびりお付き合いください。

P.S. 着工が近づき、諸々の打ち合わせが佳境に入っているここ数ヶ月くらいは、社内で「松本」の飛び交う頻度が指数関数的に増えています。私でない場合のほうが多いですが、ドキッとします。

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