子宮筋腫で手術をした話〜入院編

入院当日

入院日は14時に総合センターへ来てくださいと指示されていた為、昼前に犬をホテルに預け、お昼ご飯を食べてからタクシーで病院へ。(すごい雨だった〜)
少し時間があるので、1階に入っているタリーズコーヒーでしばし娑婆とのお別れをする。。(タリーズあって嬉しいなと思ってたらコロナで入院患者は利用できなくなっていたのよ)
14時になり、受付。結構入院手続きする人がたくさんいた。入院申込書、14日間の体温測定の記録、限度額認定証等等必要書類を提出しチェックを受ける。
チェック後、自分で病棟へ上がってくださいということで病棟へ上がるエレベーターの場所を指示される。コロナで母は病棟に上がれないので、エレベーターホールでしばしのお別れ。
都立病院に入院した時は、同じ病棟に入院する人たちをまとめてスタッフさんが病棟まで案内してくれたんだけど、この病院は自分で上がってね〜方式でした。
エレベーターで5階に上がると、よくテレビで見るような自動ドアとインターホンがあり、病棟に自由に出入り出来ない仕様になっていた。ここも都立病院と違ってたけど、周産期センターだったからなのかな?
インターホンを押し、入院手続きの旨を伝えるとしばらくして看護師さんが出てきて検温。無事平熱だったので入室を許可され笑、いきなり体重測定〜〜〜服着たままでってやめてーーー!!
思いのほか体重が重かったことにショックを受けた私は、この後持ち込んだお菓子を食べるのをやめようと心に誓ったのである。
病棟クラークさんが書類を再度チェックし、病室へ案内される。(時間帯によってはデイルームで待たされることもあるみたい)
病室は思ってたより広い!!そしてめっちゃ綺麗でした。なにこれホテル・・・???ベッドこそ病院のベッドだけど、テレビなどの調度品が木目で統一され、床も木目でとてもおしゃれ。都立病院とのry
そして今回も窓際でした!都立病院に入院した時も窓際だったんだけど嬉しいもんですね。
4人部屋だけど、トイレ(もちウォシュレット)と洗面台は部屋についてるしとても静かで落ち着いた病室でした。


入院後

荷物を整理したり、着替えたり。手術前日の入院後って体も元気だし暇ですよね。
17時ごろ、麻酔科の先生が来て診察。前回の手術の時に、術後胃がムカムカするのがつらかったことを話すと吐き気どめを入れておいてくれるとのことでした。麻酔科の先生、若い女性で(私より若い)ちょいびっくり。若い先生や女性が多い病院だなという印象。
17時半ごろ、術前の先生の診察。周産期センターは病棟内に診察室がちゃんとあるんですね。本来であれば子宮鏡下手術の場合は手術前日にラミナリア?というのを入れるらしいのだけど(痛いらしい)私は入れないで済んだーラッキー!!! レルミナを飲んでるけどやっぱり筋腫はしっかりあるということで腹腔鏡(筋層内筋腫)+子宮鏡(粘膜下)の手術になるとのことでした。そういえば看護師さんから手術時間が変わりましたーって事前に言われていたので先生に聞いてみたところ「あ〜前のが早く終われば早まるかもしれない」となんとも曖昧な返事笑 ということで手術時間は当日にならないと確定しないようでした!
周産期センターという性質上、緊急オペも多いだろうから仕方ないのかもしれないですね。不要不急の手術だからね私のって笑

その後は18時に夕食が配膳され夕食。メニューはお魚の煮付け、ブロッコリーサラダ(茹でたブロッコリー笑)、味噌汁、ごはん。全て完食。
夕食後母と電話したり、LINEを返したり。シャワーの予約が20時だったのでシャワーも浴びました!
シャワー室、広いし綺麗だし下手なビジホより全然快適。ドライヤーもパナのイオニティを貸してもらえるw 30分単位の枠なので結構ゆっくり出来てよかったです。
その後はサッカー日本代表の試合があったので部屋でサッカー観つつおやつを食べてました笑
消灯は22時なので、それまでに歯磨きや寝る支度を済ませます。
個室じゃないからその辺りは少し気を使いました。みなさん静かなので。。
寝る支度も万全にした消灯間際、看護師さんが「明日の朝6時までにこれ飲み切ってくださいね〜」と、リンゴジュース、アルジネードウォーター、OS-1を持ってきました。説明書きに「ゆっくり飲んでください」と書いてあったのにリンゴジュース一気飲みしちゃったけど・・笑
後から調べてみたら、術前に経口補水液を飲むことで術前点滴をしないケースがあるみたい。そういえば私も口腔外科手術の時は術前点滴あったけど今回はなかったです。

手術当日

時間がまだ決まってないのでゆっくりしててくださいね〜と看護師さんに言われ暇な時間を持て余す。しかし「10時半に手術室行きますよ〜」と声をかけられ、慌てて準備。術着に着替え、Tパンツを履き、着圧ソックスも履く。この手術室行くまでの時間は慣れないですね〜。落ち着いて待ってられるわけがない笑 母に手術開始時間を連絡し、看護師さんと共に手術室へ。手術室はめっちゃ広くて、部屋がたくさんありました。もう心臓バクバクして冷や汗出てやばかった〜。
入室し、手術台に上がるように促されて上がると、お尻のところに褥瘡防止シートを貼られました。口腔外科だと時間短いからなかったけど長いからかな。あまりにも緊張しすぎたせいか、血圧がえらいことになってたらしい・・・

手術自体はトラブルなく14時半ごろ母に「無事終わりました」と電話が執刀医からあったそう。
麻酔から覚めたらすごい暑くて。汗かいてたみたいなので看護師さんや麻酔科の先生が「暑いよね?」と言って氷枕をくれて生き返った。。
そしてそのまま病室へ。ここからが案の定とても長くしんどい時間でした。。

術後のしんどさ

口腔外科の時は酸素マスクが辛く(とはいえ口の中の手術なので酸素マスク自体は数時間で取れて点滴だけになったけど)、胃のムカムカも酷かった。
今回はお腹の中をいじくってるわけで当然もっとしんどい。。。
点滴や尿道カテーテル、心電図、パルスオキシメーター、あらゆるものがつながれっぱなしなわけです。加えてフットポンプ。
寝返りとか打てるもんじゃないし、よく術後スマホ弄って過ごしたとか音楽聞いて気を紛らわせた、というツイートを見かけたけどそんな余裕なかった!なかったというかなにも触れないwww
看護師さんは親切で、夜中でも数時間に1回クッション持ってきて体勢を変えてくれたのはありがたかったです。あと氷枕、氷枕のおかげで寝られたと言っても過言ではない。
術後の痛みはそれなり。この病院は硬膜外麻酔はしないので痛み止めは座薬か点滴でした。最初は点滴を入れてくれたんだけどあんまり効かなくて朝座薬に変えてくれた。
痛みはずーーんと重い生理痛みたいな感じで、キリキリした痛みではなかったです。
尿道カテーテルが不快でした。尿意があるのかないのかわかんないし、早く取ってくれーー!!!!と思いました。
口腔外科手術の時は術後胃のムカつき(空腹)が辛かったけど、今回は吐き気やムカつきはなかった。ただ身動き取れない、寝返り打てないのが本当に辛かったです。全身管まみれだし仕方ないかもしれないけど。
うとうとしながらようやく朝を迎えた時は乗り越えた!!!!感でいっぱいでした。二度と手術したくない笑

術後の診察

術後、朝に傷の状態のチェックがあり、内出血などなければ起き上がる練習を経て尿道カテーテルを抜いてもらえるわけです。先生はよ来て、、、とずっと祈ってました笑
診察はベッド上で、エコーで確認します。エコー、ポータブルタイプらしくスマホで画像を確認してました。すげえ、、、
ちなみにこの病院は執刀医の先生が全部見てくれるわけではないので毎回違う先生でした。産科もあるから忙しいんでしょうね。お腹の中異常なし、ということで一安心。
フットポンプ、パルスオキシメーター、心電図などが外され、看護師さんに手伝って貰いながら歩く練習です!!
起き上がる時はまずベッドのリクライニングを使いながら。お腹の中を切ったという恐怖心からどこまで腹圧かけていいかわからない、、横に向くんだっけ?起きる時どうそてたっけ?と1日経つとわからなくなるものですね。なんとか起き上がることに成功し(看護師さんに褒められた)、貧血を起こさないようそのまま10分待機。問題無さそうなのでトイレまで歩きましょうということで歩行練習開始。
無事トイレまで辿り着けた時の達成感!!!!腹腔鏡手術でこれだけ大ごとになる私、開腹手術なんて無理だな、と思いました。
お腹よりも頭と背中と目が痛くて、トイレ以外は何もせずぼーっとしてました。
病院食はお昼から重湯とコーンスープ。夜はお粥のはずだったのにまた重湯wまずかったーーー。
その割に夜はおかずにブロッコリー茹でたのと鶏とにんじんとじゃがいものスープ煮もありました。

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