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世界の混乱に際して、「楽に寄す」

ここでは、個人的には、やっと「世界の混乱」「終末論」などに、

「答え」を見いだせた、という内容を手短に記します。

若干、手直しをしました。

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私事ながら、ずっと以前ですが、世界や日本経済の不況のあおりを食って、会社不調になり、立て直し要因のひとりとして奮闘していました。

また、不況と相まって、終末論が横行し、出口の見えない暗いトンネルを進んでいるような世相でした。

F さんなどの先覚者の書物を読んだりして、

どうも「資本主義」は良くない経済システムであり、後にくるのは「共生」「共創」社会らしいぞ、ということが言われていました。

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ところが、現実は全く逆で、さらに不況は続き、社会的混乱は酷くなっていったように思います。

異常気象、天変地異の類が続き、現在の、先行きの見えない、想定外の出来事が続いています。

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自身の「心身の健康」に気を付ける、精神的に「平常心を身に着ける」といった試行錯誤的な努力とともに、

今年になって初めて認識したのは、今の時代は「人新世」という時代に突入したという事実です。

異常気象や多分コロナ禍などの「自然の脅威」、また極端な貧富の格差の拡大による「社会的混乱」は、「資本主義」という経済システムが諸悪の根源であり、

そこで「資本主義」の悪い点

1. お金が、人間の最高最大の価値基準となっている

2. それによって発生する、過度の「生産者(労働者)」からの搾取、「自然環境」からの搾取

、を行わないような経済システムにしなければ、地球や人類の未来はない、

ということのようです。

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しかし、どのような経済システムが最適なのかは、議論が分かれると思いますし、自分でもまだはっきりは分かりません。

現在、米国のバイデン大統領が、率先して環境対策に乗り出していますが、「資本主義」体制の下での改革です。

「資本主義」の弱点を矯正して、資源確保や格差是正に取り組む姿勢のようであり、成功へとつながることを切望しています。

「資本主義をやめる」、「資本主義の弱点を直す」など、まだ議論が分かれるところだと思いますが、

「お金が、人間の最高最大の価値基準」、

過度の「生産者(労働者)」からの搾取、「自然環境」からの搾取

については、大幅な修正が必要なことは確かなようです。

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私は、「資本主義」が諸悪の根源であるという理由が、諸書籍により理路整然と説明され、納得できる内容なので、逆に気持ちが落ち着き、精神が安定しました。

「科学技術の進歩」、「新技術の開拓」と、「資本主義」とは、ともに、「物質文明」の話なので、相性が良いようです。

ですので、「資本主義」や「競争原理」を止めたら、科学技術の進歩もなくなり、競争しないから、みんな遊び惚けて、

働いた人も働かない人も収入面で大差がない社会は嫌だ、と思われる方も多いと推察できます。

学校では「資本主義」が、絶対無二の経済システムであると教わってきたので、自分の考え方の根底が崩れてしまうわけですから、考えを変えるのには抵抗があるし、変える必要もないと考えるのもある意味当然です。

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しかし、「新しい時代」は、待っていてはくれませんので、

個人的には、試行錯誤しながら、この「人新世」という時代をどう生き抜くかを模索中です。

最も私を安心させてくれる考え方は、

「風の時代」、「文明は西洋から東洋へ」、「物質文明から精神文化へ」への移行途中だ、というものです。

「資本主義」も、「拝金主義」も、物質文明の出来事です。上記が正しいのなら、自然に「資本主義」は衰退し、「心や精神」を大切にする世界になるだろう、と考えられます。

未来のことは誰にも分かりませんが、現在の行いの結果が未来であるならば、「明るい未来」を想定して、良かるべきことを考えて実行することだと思います。

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独断と偏見と思われたら、ご容赦ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ー音楽ー

「楽に寄す」とは、F・シューベルトの名曲ですが、本コラムの内容を考えていたら、突然この曲が思い浮かんだので、タイトルに付けました。

シューベルト 「楽に寄す」シュヴァルツコップ/フィッシャー


「新しい時代の先取りの歌ではないかと思えます。

世界に一つだけの花 - SMAP


「戦争」を「自然の脅威」に読み替えたら、立派に意味が通じると思いましたが、誤解されそうなので止めます。ボブ・ディランの「Master of War」

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