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目立ちたがり屋風。

1。

“スポットライト”は、浴びたいとすら思わない。
何をするにしても前例がないというのはなかなかの恐怖だし、誰もやったことない事をやれって言われても「どうやってやるの?」ってすぐ人に聞きがち。
新しい事を思いついたとしても、そもそもそれを発信する、という行動と手段を思いつけないで放置しがち。
注目されたくないからという理由で、全くもって結婚式というものに興味が湧かないタイプの人間です。

率先して先頭に立つ事や1番獲ってすごーい!って言われたいわけじゃないけど、こんなタイプの人間でも仲良しな人からは「なかなかやるじゃん」とか「さすがや!」とかたまに言われたいような気持ちが、心の中の背中側の方に隠れるようにじわっと薄く広がっています。

イイネが欲しい!って気持ちが前面に溢れ出てる人や、そういうの興味ないから〜風な澄まし顔で実はインスタめっちゃ頑張ってる人とか、いろんな形の承認欲求が見え隠れするこの世の中で、それを満たすためのいろんなツールが生まれては消えるスピードすら体感出来ていないというのは、ちょっとだけ勿体無いかなと思うこともあるのです。

必死に力まずにそれらをスマートに熟せる人を、実は少しの羨望を含んだ目で見てしまう。
自分は上手く出来ないと決めつけているし、やろうとしても直ぐに面倒くさいとかいう単語が浮かんでしまうから。

人に対して湧くちょっとした憧れとか、自分と1mmでも比べる気持ちが心に膨らんだ時にふと目の前の人を、あぁ、この人は数字の1の人なんだなと思う。

先頭に立つ
一番に名前を呼ばれる
断トツで綺麗な景色が見れる

そのポジションにいる人は力強くて輝いてて綺麗で優しくてカッコいい言葉が似合う人が多いけど、見えない所で恐らく死ぬほど頭と体を動かして心にいろんなコード繋いで負荷を掛けている人でもあるんだなと。
数字の1って、私にはいつもそういう風に見えている。