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人生と運とツキ

少し前に「運がリセットされた定年退職」という記事を書いたが、今回は人生にとっての運やツキの話だ。
あくまで「私がこの年齢になって人生を振り返った時に感じたこと」という前提で読んでほしい。
特にこのテーマに関しては感じ方は人それぞれだからだ。


運やツキを人生にうまく取り込むヒント

「運とは」と検索すると巡り合わせとかさだめと表示された。
話題の大谷翔平選手がゴミを拾っているのは運を拾っているということは、今や常識のように語られている。

他にも調べてみると運には幸運だけでなく悪運もあるが、ツキにはいいことだけしかないことや、ツキは主に賭け事や確率に関することだと言うことのようだ。

幸運を得る人生

大谷翔平選手がゴミを拾う様子は世界中に放映された。
世界中の人が大谷選手の行動を絶賛したということになる。
私も家の近くをウォーキングしながらゴミを拾うことがある。

大谷選手と私の違いはゴミを拾ったところを見た人の数だ。

何もひがんで言っているのではない。
私が言いたいのは運とは人が関連しているということだ。

例えば知人から「いい儲け話があるよ」と誘われて詐欺行為を働くような人生になってしまうのも、悪い運を持った人と関わったからだ。

つまり人脈によって大きく人生が左右されるのが運だということだ。

定年退職している私も人生を振り返れば思い当たることは多い。

よく知っている人だからと信じて入った投資型の変額保険で大きな損失を出したことがある。
今から思えばその人脈による不運だったとしか言いようがない。
その人を知っていなければそんな不運には合うことがなかったからだ。

しかし私の人生に於いては、そのような人脈よりも幸運な人脈の方が多かった。

就職も転職も結婚も人脈で人生の運が変わる

就職や転職は会社に入ってみなければどんな人脈と巡り合うかは分からない。
人脈が良ければ幸運に恵まれ、人脈が悪ければ不運に見舞われると考えるのが順当だ。

結婚は見合い結婚でもない限り、結婚する前から相手のことを知っている。

結婚相手も人生にとって大きな自分との人脈と考えればそれによって運も変わってくる。
私はその人脈に関しては恵まれていたので幸運だった。

もしそのような人脈が不運しかもたらさないとするなら、その人脈を入れ替えるしかない。
転職、再婚というようなことになるのだろう。
以前書いたように一度運をリセットするということだ。

もしたくさんの幸運を期待するなら多くの人脈と関わるしかない。
大谷翔平選手と私のゴミ拾いを比べたようにだ。
今の私のように定年退職をして人との関わりが極端に減ってしまえば、運は定年退職でリセットされたままということになる。

せめてこのNoteなどで私のゴミ拾いを拡散するしか方法はないのかも知れない。

自ら運を捨てている不運な人とは

ゴミを拾う人がいる一方でゴミをポイ捨てする人もいる。
もしこのどちらかを自分の人脈に加えるとしたならどうだろう。

ゴミを拾っている人を選ぶのが賢明なのは言うまでもない。

つまりゴミを軽い気持ちでポイ捨てしているはずが、その人は幸運も失っているということだ。
ゴミをぽい捨てている人と繋がれば幸運も逃げていくだろう。

ほとんどの場合、ゴミをぽい捨てしている時は、それがいいことではないと認識しているはずだ。
その時、心の中に悪いことをしたという意識が芽生える。
その心は幸運な人と出会うというツキを遠ざける。

逆にゴミを拾った人はいいことをしたという意識がツキを呼ぶ。
私はゴミ拾いは幸運のポイント集めだと考えるようにした。

小さなことでも少しずつ幸運のポイントを溜めて行けば心も豊かになるだろうと考えたのだ。

運が人脈ならツキは自身の心だ

財布を落として戻って来ない人が言うのは「運もツキも尽きた」という台詞だ。
まったくその通りだ。

財布を拾った人が不運な人だったせいでツキまで失くしたことになる。

逆に財布が手元に戻ったとしたなら財布を拾ってくれた人が幸運な人で、ツキがあったということだ。
これは幸運な人が見つけてくれたというツキだ。

私はこれまで宝くじに4回当選した。
当選したと言ってもどれも10万円以下の当選だ。

1回目が1等の組違いで10万円、後の3回はナンバーズ3だった。
私は毎回宝くじを買っている訳ではないが、たまに思い出したようにジャンボ宝くじやナンバーズを買う。

ある日宝くじを買ってこようとしていたら、妻が私の分も買ってきてと言ってきた。
売り場で2,000円分宝くじを買い、前に買った最低保証のくじ5枚を現金に交換しようと思ったがそれも宝くじと交換してもらった。

家に帰り25枚を妻と分けた。
最低保証の5枚のうちの3枚を足して妻に渡し、私は12枚を手元に残した。

大したことではないが、このような些細なことでも気を使っていたら妻も機嫌がいい。
妻の機嫌が良ければ私も穏やかな気持ちでいられる。

一等組違いの10万円が当選したのは私が持っていた最低保証で交換した2枚の内の1枚だった。

長々と書いてしまったが、ナンバーズ当選の3回も心穏やかな時に当選した記憶がある。
運と違って説得力には欠けるが、これは私が持っているツキの感想だ。

若い頃仕事が終わってから麻雀をしていた時も、夜遅くなって疲れてくると誰も上がれなくなるのは心身が健康でないとツキが来ないからだと信じていた。

ツキは健康な心身に宿るということだ。

寝不足や不摂生をしているとツキまで逃げて行くという戒めだ。

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