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日曜の夜ぐらいは…フルチャージで月曜の夜を目指す。

私は地上波のドラマが大好きです。

今期 見ているドラマは、

  1. らんまん

  2. どうする家康

  3. 風間公親 教場0

  4. 合理的にあり得ない

  5. unknown

  6. 私のお嫁くん

  7. あなたがしてくれなくても

  8. ペンディングトレイン

  9. だが、情熱はある。

  10. 日曜の夜ぐらいは…


ここ数年、
よくドラマを見るようになった理由は主に2つ。

①レベルの高い人とも共通言語として話せるから
②自分じゃない人生のストーリーを見て気を紛らわすため

②はそれ以上の意味はないのですが
①は、個人的に かなり大きい意味を果たします。

この仕事をしてると、幅広い年代、キャリアの方と関わります。

持論として、キャリアを重ねた
本物のかっこいい先輩ほど 後輩への気遣いが半端なく
こちらが勘違いしてしまいそうになるという、
幸せで残酷な現象があります。

もちろんバカにされているわけでもないし、
見下されてるわけでもない。
でも、こちらが気づかず勘違いしてしまうと
あれよあれよと 本物"風"を纏った
とんだ勘違い野郎に仕上がり、
何も確信をついてない
センス磨かれなかった残念な奴。
に なってしまうと思っています。

センスを磨くためには、
いろんな方法があると思いますが
一番はセンスある人と関わり、吸収すること。
そして そのための共通言語を持つこと。
それが私にとって《ドラマ》です。

まぁ、その対象は なんでもいいと思うんですが、
同じものを見て それぞれが 自分だけの感想を持つ。
というのが何より大事で。

先輩ならではの切り口に圧倒されたり、
逆にこれは自分しか感じられてないな、
という発見をしたり。
そういう「すり合わせ」をしていくことで
何か 鍛えられることがあると思ったり、しています。

そのためには、
なるべく 大周が見ている 民放ドラマが
"同じものを見てる確率"が
単純に高いなと思って見はじめたものの、
すっかり今ではその"ドラマ制作"の 魅力にハマり
自発的にいろんなドラマを
楽しく見るようになりました。

そうしていく中で、好きな俳優さんを見つけたり、
脚本家さんにも注目するようになり、

今期 は大好きな脚本家の一人である
岡田惠和さん の新作が放送されるというのを
とても楽しみにしていました。

タイトルは「日曜の夜ぐらいは…」

あらすじは読まず
出演者だけをチェックしていた私は
放送を見てびっくり。

テーマが「ラジオ」「ラジ友」だなんて!

ラジ友:ラジオを通じて繋がる友達のこと! ©︎ RK802

明日から世界が180℃変わるわけじゃないけど、
明日、自分もやってみたくなる
"ほんの小さなこと"が あるドラマが好きで、
岡田さんの作品はまさにそれ。

それってラジオそのものにも似てる気がしてて。

日常に溶け込んで、ちょっとだけ、
ほんのちょっとだけ力になるような。
(だって、明日以降、しんどかったら絶対みんな
コンビニで一番高いアイスクリーム、
探しますよね?そういうの。)

別の場所にいるのに
同じルールでアイスを食べるという行為
そのものがラジオで、
私たちの生活は普段から、
こうやって俯瞰で撮影されてる訳でもないから
気づくはずもないけど、
そんな 奇跡みたいな 日常が 連続して、
どこかでつながってる。
その ロマンチックこそが
このドラマのテーマなのかな、なんて思いました。

私は、
"ラジオ"という単語には そういう
ロマンチックさの意味合いも
あると思ってるので、
このドラマは、ラジオです!(違)

みんな違う場所で頑張りながら、
自分じゃない自分で参加する
ラジオ に居たいつもと違う自分こそ、
もしかしたら本当の自分かもしれない。
そんな希望を感じてもらいたいし、
そこから明るい道が照らされてたらいいな。

明日も、
そんなことを感じてもらえるラジオをしたいな、と

日曜の夜、月曜の夜のオンエアへのワクワクが
高まる最高のドラマが始まりました。
来週からも、楽しみです。


P.S
そんな ドラマの メッセージを汲み取るかのように
書き下ろされたMrs. GREEN APPLEの新曲
「ケセラセラ」も最高です。

毎回公園のパンダに手を振るように、
「オーライオーライ」の後、
"カンカン"ってする・・・・。

そんな、日常に溶け込んで、ちょっとだけ、
ほんのちょっとだけ 力になるような、おまじない。

エンディングは「LA LA LAND」感も
あってさらに好き。

それぞれの人生を生きた上での
ハグがなによりも美しい。
もう1話で優勝決定だ。最高です。

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