オリジナルCDの制作

この夏、一枚のCDができます。

制作するのはレコード会社ではありません。愛西市を中心に、障がい者の社会参加を支援しているNPO法人です。

作詞は法人理事長、障がい児の父親です。作曲は法人職員、アスペルガー症候群の元作曲家です。歌は障がい者を撮ってきたカメラマン、録音は地元愛知県愛西市の音楽スタジオです。CDは一枚づつ、障がい者がパソコンで製作します。ジャケットを印刷し折るのも手作り、包装するのも障がい者の手作業です。

たぶん、世界ではじめての、障がい者とその家族や支援者のための音楽です。

「障がい者や家族を応援する歌がほしかった。自分の子どものことを考えながら詞を書いた」と、作詞をした法人理事長。

「障がい者でなければ表現できない音楽ができてたらいいんですけど」と、作曲をした法人職員。

暗く重くなりがちな福祉のイメージを音楽によって変えられたら・・・そんな思いを込めました。

「いまはまだ つぼみだけれど いつの日か 強く咲きたい」

一枚のCDというつぼみが、大きな花を咲かせることを願って。

みなさまの応援をお待ちしております。