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2018年、私が気付いた大きなこと

2018年も暮れようとしている。
今年というのは、38年生きてきた私にとって
「後々、人生を振り返った時」と「今までを振り返った今」
両方において、とても重要な1年になったように思う。

アレクサンダーテクニークの教師になるための勉強をし始めて1年が経った。
その授業の中や学んだことがきっかけで
気付いたこと、変化したことがたくさんあった。

大きなイベントは特になかった2018年ではあったけど、
その気付いたことをあげながら振り返ってみたい。

◆自分の骨盤の定位置
無意識の時の姿勢、それが骨盤が後ろに傾いてた。(下の図のように)
これに気付いたことが一番、大きかった。


これに気付いた事がきっかけで
自分の不調の原因や思考の根元の事などにも気付いた。
ちょっと詳しく記してみよう。

1.骨盤が後ろに傾いてるから、普段の呼吸が浅いことに気付いた。
 呼吸が浅いということは、オーボエを吹いてる身としては死活問題。
 それから代謝にとってもよくないことだし、酸素の取り入れ
 も少なかったのではないかと思う。
 そういえば、これに気付いてから頭痛が少ない。

2.骨盤が後ろに傾いてるのを意識的に起こすようにしていたら、ずっと長年
 苦しめられてきた生理痛が和らぎつつある。
 一回の生理痛の期間に服用するロキソニンの量を9月から計測してみた。
 
 9月→11粒
 10月→10粒
 11月→9粒
 12月→7粒

ご覧の通り、減っている。
以前はうずくまってたのに服用せずとも動ける時間が増えた。
これについては新年、また詳しく書きたいと思ってる。

3.骨盤が後ろに傾いてる(以下、後傾)ので、
 後ろ重心だということに気付いた。
 後ろ重心でも良いのかもしれないけど、前へ進みにくさに気付いた。

4.後ろ重心で前に進みにくいのは、物理的なものだけでは無いことに気付いた。
 アレクサンダーテクニークの考え方で、「心身統一体」という言葉がある。
 思考・心が身体に影響することもあるし、
 その逆で身体の体勢が思考・心に影響することもある。
 「人間の動きは思考で変わる
  動きは思ってるとおりになる」
 その原因は何なのか、を考えるようになった。

5.後ろ重心、骨盤の後傾の原因は、
 単に筋力がないとかいうことではない。
 「4」にあるように人間は心身統一体。
 背中を丸めて骨盤が後傾するのには、なにか理由があるのではないか。
 その体勢とは、「守りたい」だとか「自己防衛」と言われてる。
 さてはて、自分は何から自己防衛したかったのか、
 調べることにした。

6.「3」「4」「5」から、【自己肯定感の低さ】にも気付いた。
 やりたいことや目標を立てても、瞬殺で諦めモードがやってくる。
 「無理!」っていう急ブレーキがかかる。
 どんなにポジティブシンキングに自己暗示かけてもダメ。
 自分のやりたいことを忘れる癖が付いてたことにも気付いた。
 どちらかというと、私は「自己肯定感は高い」方だと思ってた。
 だからこそ、強烈な気付きになった。

7.「5」「6」の原因は、ふとした時に気付いてしまった。
 自分で上記のような事を列挙していって、
 ネットで色々、調べて、、、
 幼少期からの環境、
 大人たちから浴びせられてた言葉たちが原因だった事に気付いた。
 そこから読み漁ったのは、「田房永子」さんの漫画。
 その著者の名前でピンと来た方もいらっしゃるかもしれない。
 それについての詳しいことは、また後日、書きます。
 自分の今までの姿勢は何から自己防衛してたのか、
 幼少期からの大人たちから浴びせられた言葉たちから、
 自分を守ってたんだな、と思った。

8.自分のやりたい事、目標は常に笑われて、茶化されてきた。
 笑われるから忘れるくせが付いてる事、諦めた方が楽だった事に気付いた。

9.ものすごく狭い価値観の中で生きてた事に気付いた。
 幼少期の頃の周りの身近な大人たちに褒められたことがないし、
 否定されてきた。
 そして、その狭い価値観から外れたものは
 即アウト的な思考になってた事に気付いた。
 それは人に対しても、自分に対しても。
 自分は完璧に何もできない。
 その思考が、ずっと自分の根底にあった劣等感を生んでいた事が分かった。
 人に対しても、ダメ出しばかりしていた。
 ダメ出ししたとて、自分が何か進歩するわけではないから、
 他人に対して嫉妬に狂ってたんだな、とも。
 そういえば、
 幼少期から身近にダメ出しばかりしていた人がいたことに気付いた。
 それは、私にとっては日常であったので、それが「普通」だと思い込んでた。
 

10.「9」の「普通」が普通じゃ無いことに気付いてから、
  ガチガチだった価値観がホロホロと崩れていき、
  そして、「当たり前」と思ってたことが当たり前ではなく、
  他人の考えや提案を受け入れやすくなった。

最初に気付いた事は、骨盤の後傾でした。
順を追っていくごとに少し、重い内容になっていきましたが、
今は、これらに気付けて、ガッチガチに固まってた思考、身体が
だいぶ柔らかくなったように思うし、
今はなにより、心穏やかなのです。
素敵なものを素直に素敵だなと思えるようになったし、
誰かに自分の頑張りをみてほしい!という
承認欲求満々の余計な動きをしなくなったし、
以前は、「日本は夫婦別姓の法の整備を!」なんてムキになって怒ってたけど
相手の姓を選べるのも、ある意味、特権だな、と思えるし、
結婚を機に苗字を変える事は切り替えになることでもあるんだなとも思うし、
(なので、私は場所によっては、内田だし、上原です。)
自分の気持ちは自分で選択して良いんだと思えるようになったし、
自分の機嫌は自分でしか取れない事が分かってから
他人の行動にいちいちイライラしなくなったし、
人の面白い提案も受け入れられるし、
自分は、もう過去ではなく、今にいるわけだから、過去に引っ張られなくていいんだな、と。
だから、今は心穏やかなのです。

きっと、この一年は、アレクサンダーテクニーク教師としての
心持ちの礎になるのではないかな、と思う。
それに、これからの人生がより豊かなものになるのではないかなと思ってる。

それゆえ、2018年は
私にとって大事な大事な歳となりました。
大きな決断もしたし。
今年、色々と気付くキッカケをくださったみなさま、
出会ってくださったみなさま、
お世話になってみなさま、
感謝、感謝です。

もしよろしければ、サポートよろしくお願いいたします。 今後の活動費として大切に使わせていただきます!