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閉鎖される日芸所沢キャンパスのイベントにおける身体的反応

先日、
「ありがとう所沢キャンパス-18歳の君へ-」
というイベントに行ってきた。

所沢キャンパスとは、
我が母校である、日大芸術学部(以下、日芸)の所沢キャンパスである。

平成元年に設置された所沢キャンパス。
日芸といえば、江古田のイメージが強いが
1,2年生は主に
一般教養、外国語、教職系の授業の為に
所沢キャンパスに通う(管弦打コースはオケとブラスとアンサンブルとレッスンの為、1,2年であっても江古田にも通ってたけれど)
辺鄙なところにあって、
航空公園駅と東所沢駅から学バスに乗って通う。
そんな所沢キャンパスは平成が終わると共に閉鎖される。
というわけで、
学生当時、いつもステキなピアノでオーボエの伴奏をしてくれてた、大学同期の友人とそんなイベントに行ってきた。
実のところ、そこまで大学にそこまでの思い入れはなく…
全然会ってなかった友人を誘う口実にもなるかなくらいな感じで。

友人に会うなり、
近況報告などで既にテンションは上がっていたが
東所沢駅から学バスに乗る頃には
だいぶテンションがおかしな感じに。

校舎に到着して
懐かしいのはもちろん。
大学当時の苦い苦い思い出も蘇ってきた。

音楽棟へ入ってみると
明らかに身体が収縮して硬直。
顔は笑ってたけれど。
感情はなんとも大混乱&大渋滞。

私、別の大学を受け続けてて二浪してます。
三浪はヤバイって事で受けたのが日芸。

入学してすぐに通う所沢キャンパスで
最初に味わったのは
「希望と、その10倍の絶望」

その「絶望」の方が蘇ってきたんだな、と。
あの頃、その「絶望」を必死になんとかしたくて
強がって、攻撃的な言葉を人に向けたり、
何かと虚勢を張ってた。

とにかく尖ってた。
嫉妬に狂ってた。
そして、「こうじゃなきゃダメだ」って、
自分の独特な物差しで測って
ものすごく視野が狭かった。

所沢キャンパスに通ってたのは、
16,7年前。
干支だって一巡以上、してる。

もう終わったんだよ、学生は。
今の自分はそこにいないんだよ。
そんな事を思いながら、
苦い思い出は、
キャンパス閉鎖と共に
葬れた気がした。

そんな訳で思い入れは少なめ。
単に懐かしむという点でも行った甲斐があったけど、
上記の意味でも行って良かったと思う。

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#芸術学部 #所沢 #青春

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