武装中学生TRIGGER GENEプロット2

(注)ただのメモ代わりの記事です。

*9話予定プロット

セカンドの実験小隊(小隊×2の中隊)
反政府軍のたむろする村の開放に向かう
そこはNPO団体の活動で井戸が掘られ他に人家もない周辺地域では唯一の給水所
敵の殲滅
後に駐留部隊と交代する予定だが到着が遅れているために
暫定的に実験部隊が2日ほど残留することになる。
その最終日の夜に敵のゲリラによる急襲。
闇に紛れてパイロットの一人が殺されるも
その敵とセカンドと遭遇しそれを彼女が倒す。
その際の銃声でゲリラが侵入していることに気が付き臨戦態勢。
村の中に侵入されゲリラ戦を展開され
整備班は壊滅しその時点で補給や緊急的なメンテは絶望的となる。
地の利と相性の悪い相手との戦いで次々と倒されていく部隊。
早朝連絡を受けていた交代要員の部隊が急ぎ到着し
ゲリラを掃討し何とか勝利するも、実験部隊は事実上の壊滅。
村人も半数が死亡や負傷し満身創痍となるセカンド。
その後治療と検査のために日本に送られる。

その後セカンドを追ってきたクリスはその場所にはすでに彼女は居ないことを知る。


*10話以降の大まかなプロットと設定


アメリカ国内の権力闘争
大統領選2032年の大統領選(現在は2031年なので翌年)
現政権の人造(改造)人間計画への追求によって打倒を図る対抗勢力
(ただし計画そのものの暴露はアメリカそのものに非難が向かう
 懸念があるため表立っては不正な資金や献金への追求)
それらの調査や根回しのために日本に協力する
現時点での日本は淡路工科学院へのテロ行為が
アメリカ政府によって行われた事は掴んでおり
又、それに対する操作すら圧力で行うことが出来ない事で不穏な空気が満ちつつある。

人類そのものの老化=一方出生率と子供の生存率の低下
その生存率を高める計画の一環
行政社会構造のみの改善では追いつかない
世代だけでなく人類そのものの改善
現世代の問題に答えるべき次世代に求める優秀さと
それを生み出した際にコントロールできるのか?
それに対する恐れと嫉妬。

ただしそれはナチズムなどの優生学として批判され
研究の先にある不老不死も宗教観を基にした倫理的問題として否定される。

日本国内の動き
日本は先のテロ事件への捜査をアメリカからの圧力で一時期凍結されていたが
主権を脅かされた事への不滿は有り可能な限りの情報を欲していた
そこでクローズアップされたのが真田の存在。
その為真田の米空母に偽装した研究施設への侵入事件は日本国内では不問とされている
ただし建前的なペナルティーとして大阪から他の地方への無期限出張を命じられるが
それは一連の事件への捜査を行うという命令の意味を持っている。

ゼロとファースト
ゼロはクロウフッドが現れた事による疎外感や不満と
それの蓄積によるストレスを理由に脱走する。
その直前に行われたファーストの確保作戦の参加も拒絶をしたり
(部隊自体には参加して後方にはいたがゴネて前線には出なかった)
エゴが大きくなった事で「失敗作」と言われるようになった。
ただそれはクロウフッドが己の地位を確保や維持をするための策略。
しかしその事で結果的にファーストをゼロに奪われる事になる・・・。

ゼロは定期的に行わなくてはならない薬物投与というという足かせがある為に
いずれは自分たちの元には戻るだろうという算段もある。
その時にファーストも確保すればいい。
しかし機密の存在である彼女たちを公の場を闊歩されるのは危険という判断から
追跡部隊が投入される。
(最終的にはセカンドも追跡部隊に組み込まれる)

脱走後しばらくは追手からも体よく逃げながら自由も謳歌しているものの
逃亡によって得られる自由に疑問を感じるようになる。
もちろんファーストも同様の考えに至っている。
・・・そして自分たちの運命に決着を付けるために自ら戦いの道へと向かってゆく事を決意する。

ファーストに対しては事情を把握して同情心をもち
同時に自分とは「同族」であることからシンパシーを感じ一緒に脱走する
ただ彼女自身の観念ではシンパシーという理屈ではなく単純に「友だちが欲しい」という心理。
そしてファーストも同様の動機だがゼロが学院襲撃の現場に居たというのも関係がある。

行動のための資金は逃亡直前はクロウフッドのクレジットカードを使い
一ヶ月後の決算でその事がバレてカードが凍結される直前に
彼の口座から一気に全額ハッキングでゼロの作った架空口座に移してしまう。
ゼロ曰く「逃亡資金の調達とクロウフッドへの復讐の一環と
ハッキングに関しては彼への個人攻撃や報復に見せかけておくことの保険」
(クロウフッドが困り果てた姿を想像して腹を抱えて笑うゼロと
それを呆れた顔で見ているファースト)
その後も度々ハッキング行為をして数々の情報を引き出す。


ゼロには薬物投与、ファーストそしてセカンドには互いに殺し合う遺伝子プログラムといった
制約がかけられているが
実はそれは彼女たちを縛るための暗示。
ゼロに必要と言われた薬物の正体は点滴のような栄養剤。
それはゼロにとっては首輪と鎖であるが、
一方特殊な薬物ではないという事実は研究主任他数名しか知らない
つまりゼロも研究を総括している権力者側もその事実を知らない。
表向きは束縛のための道具ではあるが、いつしか情を持った主任は
数年後には彼女に事実を話した後に死を偽装して内密に外に逃がす計画だった。
(もちろんその頃には次世代の人造人間も生まれているだろうし
 その際にゼロが処分されるよりは・・・という歪んだ愛情なのかもしれないが)

一方ファーストやセカンドは二人が養子として離れ離れになる直前に洗脳され
互いが遭遇すると殺しあう暗示がかけられた。
(もしくはセカンドのみに暗示をかけられた?
 その為ファーストはセカンドに対して積極的な攻撃は行わない)
それは人類の禁忌と呼べるその研究が完成されないための自爆装置とも呼べるトリガーであり
そのトリガーによって結果的に彼女たち(禁忌)に関わった事で
アメリカの現権力やその背後にいる者たちの計画が狂っていき
(ゼロの反乱や日本政府からの反発やそれを切っ掛けにした対抗勢力の台頭で)
破滅に向かう事になる。

*アメリカやその周辺での対抗勢力は一部には「正義」「倫理」「宗教観」に則って
 行動を起こしている者たちもいるが
 現権力側の行なっている研究を阻止し潰してしまう動機は「利権」と「身の保身」。
 結局の所「正義」とはあくまでも旗印でしかないのだろうか?
研究を行なっている現勢力はファースト達3人を生かそうとするが
対抗勢力は彼女たちを「人類の恥部」として抹殺を図るだろうし
その前に勢力の壊滅のためにワザと生かして利用までする。
一見すれば対抗勢力は人類の犯した罪を罰する正義のように振舞おうとしているが
根底には彼らの思惑によるエゴと残酷さが存在している。
もちろん現勢力も残酷でエゴイズムの塊ではある。

*ファースト達が超人であっても巨大な組織や陰謀を
 直接的に壊滅させる展開に無理はあってもその存在と行動が
 バタフライ効果として結果大きな展開につながるのであれば
 彼女たちの存在そのものがトリガーとも呼べる


小夜子
ゼロとファーストについて残されたデーターやサンプルなどを元に研究に参加する。
しかしそれは自分の身を守ることとその研究が失敗するような仕込みをすることが目的。
最終的にはファーストかセカンド、もしくはいま行う研究で生み出されるかもしれない
人造人間の手によって殺されることを(贖罪、歪んだ愛情)願っている。

クロウフッド
見た目のイメージとは逆に女性からはあまり好かれない性格で
パトソール曰くメンヘラ気質。
ファーストを手に入れる為に学院を襲撃し、それを君の為だとファーストに言ってしまう所に
性格の難点が見えておりそれがファーストの離反に繋がる。
さらにファーストとセカンドと共に持ち込んだ情報などを使い
寝返った先の組織、企業内での立場を確立するが同時にゼロの研究チームや
その派閥からの反感を買った挙句ゼロとファーストの逃走を招き
甚大な被害まで出すことで一気に立場が悪くなるものの
小夜子を再び研究の一線に復帰するように説得しそれを成功させることで
一時的に立場の安定を図ることに成功する。(ただしそれは小夜子の思惑によるものが強い)

元々彼の父親の主導によってトリガージーン計画が
水面下で進められていたがファーストとセカンドの誕生を切っ掛けに倫理的問題によって凍結
クロウフッドの父親は弟子にあたる小夜子とともに左遷後(小夜子は数年後に別の研究で現場復帰)
病死してしまう。
クロウフッドは自分が父親とは違う道を進んだ事を悔やみながら(事務、管理職的なもの?)
それを自殺と判断し復讐を誓い事情を調べていく中で自分が関わる孤児院内に
ファーストが居ることを知り接近する(クリスマスでのエピソードがその一つ)

ただし真相は、父親の死は間違いなく病死であり、左遷ではなく自ら現場を退いた事
新人類、人造人間を生み出す研究自体は事実だがファースト達にかけられた暗示などを誤解し
その先で背信行為をしてしまった挙句破滅の道に進んでしまったのは
彼もまたファースト達やゼロの様に「大人たちに振り回された子供」の一人だったといえる。

真田
登場人物の中では唯一といっていい「まともな感覚」を持った常識人。
ただし世渡りのためには嘘を付いたりと多少の狡さや柔軟な態度も取る。
*ファーストの擬似恋愛の対象にもなる?(彼女は父親だとは気がついていない為)


真田を淡路に行くように指示した人物
*真田の元上司(公安関係者)がパトソールと通じていて情報を流す?
 テロの情報をアメリカ国内の対抗勢力側からのリークで知り対応しようとしたが
 間に合わずかつての部下でありターゲットとされるファーストとも関係のあり
 地理的にも淡路に近い大阪に居た真田を動かした。
*後に真田のパートナーになって事件を追う?

セカンド
中東で戦闘を続け連戦連勝でそれを自我として依存しているが
作戦で開放した人たちに感謝されたことなどでその思いを強くするが
孤独感により自閉症の症状も見せつつある。
とある戦闘で敗退してしまい
(開放した村に再度敵が攻撃を仕掛け壊滅、村人と部隊の大半を失う)
負傷し精神的に不安定となり日本に停泊中の偽装空母の研究施設に収容され
治療後にファースト達を追跡する部隊に組み込まれる。
(セカンドをけしかけることでファーストを燻り出すのが目的)


                                     (夢乃むえ)


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