予算をリスティングに寄せるのは危ないのか?

先月、広告運用代理店との定例でリスティングに予算を寄せて獲得し続けているのは課題の1つですね、と言われました。そうなのかな?と疑問に思ったときの話です。

何故だろうと思ったので代理店に聞いたところ、

・1つのチャネルや媒体に寄せすぎると、そこで何かあった時に大きな問題になる
・他のクライアントもリスク低減のためにポートフォリオ的に分散させる取り組みをしている

と言われました。
ゆめんごは全然納得せず、もやっとしましたが「そうですか」の一言で終わりました。

納得しないので、以下私の意見を書きます。

弊社が多くの予算を投下してるのはGoogleリスティングです。しかしGoogleに何か問題が起こる確率はめちゃくちゃ低いです。ということで、ここに寄せることに問題は無いと思います。

他の会社も予算を分散させるよう努力してる、という話も分かりませんでした。目的が分かりません。

既存の最も獲得効率の良い媒体以上の新しい媒体を知らない中で、「CPA悪化の可能性のリスク」を追ってまで「1つのチャネルや媒体に予算を寄せるリスク」を回避しようと試みるべきなのでしょうか?

前者は全マーケターのおそれる敵です。後者はまだ見たことのないおばけのようなものです。見えないおばけと戦うのでしょうか?

広告運用に置ける重要度は、見えないおばけ>CPAなのでしょうか?

私はCPAの方が重要だと思います。広報やPR、ブランディングの話だったらCPAを見ない方がいいと思いますが、広告運用においてはいかに安く効率よく獲得するかが1番大切なのではないでしょうか。

代理店は新しいの広告商品を売り込むために、このようなことを軽い気持ちで言ったのかも知れません。

今回の件で新しい学びはありませんでした…
が、引き続き色んな事象に対してなんでだろう?と考えたいと思います。

またね

【2019/10/10 追記】
気になりすぎたので、この件について先輩と再度議論しました。代理店側には別の考えがあり、今のリスティング中心に獲得してる状態は「刈り取り」しているだけで、将来の獲得のためにもっとミドル・アッパーのファネル向けの広告運用が必要とのことでした。FacebookやInstagramでの認知施策への予算投下をしたいということでした。
これを聞いて、organic比率を高めなくてはいけないという課題に結びつくなと思ったのでした。organic獲得数を増やそうという議論の中で疑問に思ったや考えたことについても、また今度noteに書いてみます。

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