見出し画像

火星戦争とその周辺情報について

僕が最近考えてる世界観で、こうなってたら良いなーという架空の妄想です。全部。はい。
では早速…。


まず大昔、少なくとも太陽系で現在観測可能な中で一番最初に生命が生まれたのは火星です。ちらっと聞いたことがあるかもしれませんが、火星にはかつて水があったという科学的事実もあります。かつての火星はそれこそ現在の地球、いやそれより上位の文明があったと考察しても差し支え無いと思われます。
ですからまぁ生命が生まれる可能性は十分にあったわけです。ただここで先んじて疑問に応えておきますと、火星原初の微生物のようなもの(つまり真の意味で原初の生物)はどこからきたのかというと、これは只本当に奇跡的偶然な出来事だったと言うこともできますし、少し突飛な話かもしれませんがエイリアンの前日譚的映画、『プロメテウス』のような事象が生命の原初の生命誕生の原因だったかもしれません。そこから先はmilk inside a bag of milk〜 の思考のループになってしまいますので一旦思考を放棄…。

ここで火星の歴史を一旦語らせて頂きますと、大体地球史と同じような感じとなっております。膨大な時間をかけて生命の樹が徐々に育っていき、その中で高い知能を持つ生命体が生まれ(これは人間と同じような見た目の二足歩行型であった可能性が極めて高い)ていったと考えております。火の鳥みたいな感じ。で、そこから人類と同じく愚かな道を辿り始め自らを破滅に追い込んでしまった火星人たちは最後の希望(いや、ただの逃避と言うこともできる)であるノアの方舟的概念の宇宙船に火星の全生命体と火星人のつがいを乗せ、遥か宇宙に旅立ったのです。
で、あるからして皆様方はもしかしたら火星人は長い、とても長い宇宙航海をしていたのかと考察されるかと思いますが、それは間違っています。
ウラシマ効果、という概念を知っていますでしょうか?「トップをねらえ!」や「インターステラー」を視聴した方なら理解が容易だと思います。光速で移動してる物体は時間の流れが遅くなるから経過時間の合致が歪み、御伽話の浦島太郎のように時系列が食い違うということが現実に起こりうるということです。まぁつまりウラシマ効果により火星生物、火星人一行は約40万年前後の宇宙放浪を続けていたわけです。

で、ここ近代になって遠い銀河の果てに居た火星人は調査の結果地球への居住が可能かもしれないと知り(原点回帰的ではあるが環境要因が合致しただけの只の偶然で、ある意味運命の輪の皮肉と捉えることもできる)、それによって地球人類との和平交渉、もしくは侵略戦争の二択に迫られましたが、よくよく地球の文明レベルを調査してみると反重力駆動の兵器すら開発できていない悲惨な現状でありましたから、迷わず侵略戦争を決意したわけです。
これが皆さんご存知、H.G.ウェルズの「宇宙戦争」に話が繋がってくるわけです。宇宙戦争は最高の本なのでここでの説明は割愛させて頂きます。気になる方は小説か、スピルバーグ監督による現代版に咀嚼されたトムクルーズ主演の映画がありますので、そちらを是非ご覧ください。おおまかな戦争の流れはつかめます。

20世紀のはじめにあのような戦争がありましたから地球人類は焦ってマトモな兵器開発をするかと思いきや、いたずらに開発されていくのは未だに第一種物理法則的世界の思想に囚われたままの兵器ばかりでしたから、実際に現在火星人に侵攻されても対抗できるわけもありません。
そもそも宇宙戦争の終結が自然界に存在する細菌らの活躍に依っていたことも人類が勝敗に対してなんのまともな影響も及ぼしてないということで、それはかなり危険なことなのですが、火星人にとってやはりこの細菌の脅威は大きく、克服、対策までに時間と労力がかかる状態でした。
また実物としての調査サンプルも圧倒的に不足していたため、火星人は地球に幾度か探査機を送り込みます。これが俗に言うUFOです。それまでも火星人による地球発見以降の段階で複数回送られてきてはいたのですが、20世紀になってから一気に地球人類によるUFOの目撃情報が増えるのはこの宇宙戦争以後というところに大きな原因があります。

21世紀に入ると、火星人による地球侵略計画は新たなフェーズを迎えます。それは地球の諸細菌に対して免疫力を持った特殊人造火星人、火星天使の開発成功です。ここで誕生した火星天使とはノアの方舟の伝記で言うところの鳩(この辺は「天使のたまご」を見ると理解しやすいです)に位置する存在です。
火星天使は人格を“地球人類に敵意を持たれない”というところに全振りしているため、その…言動やそれとなく汲み取れる自我(?)がかなりセクサロイドに造詣が似ています。(これに関しては火星人の想定外。ある種地球人に対する無知さと見下した姿勢が生み出した偏見的な人格とも捉えることができる)。
火星天使は宇宙単独航行、大気圏突入時共にガンダムWのウイングゼロEWの様な外部追加アタッチメントを装備しており、これは着陸とともにパージされます。
火星人は惑星での大気圏突入後の地上含め想定した小物体離着陸技術があまり無いため火星天使は実質使い捨て、宇宙開発時代のソ連のライカ犬のような扱いでの計画でした。
このような地球人を甘く見た事が原因である計画の杜撰さから、火星天使は人造兵器であるにも関わらず地球人との接触によって固有の自我が出現し、計画自体の放棄を個人で意思決定する火星天使が多く発生しました。
これにより内側からの比較的ソフトなプランでの地球侵略は絶望的と判断した火星人は他の外宇宙生命体の急な進行を危惧し強硬手段に出ます。
それが、地球植民合意のための宇宙条約強制締結計画です。

これは何なのかと言うと、火星人は宇宙放浪の段階で外銀河帯の複数の知的生物との遭遇を経験し、宇宙条約機構(仮称)に加入していました(スターウォーズ新三部作の議会のようなものです)。そこで数々の大宇宙的倫理観を知得した火星人はこれを地球にも通用するべきであると主張(あくまで地球人類という種族を知的生物と強引に解釈したもの)、半植民地化条約の締結を強引に行う作戦を立てます。
ここでは一人の人間が条約締結のサンプルとして誘拐されます(ウルトラマンのメフィラス星人の回みたいな感じです)。ここでこの人間が一言でも「地球をあげます」といった契約を火星人側と交わしてしまうとその時点で地球の半植民地化は決定します。その辺の宇宙条約はかつての大航海時代の西欧諸国のようにガサツです。まぁ…仕方ない。
この辺の宇宙条約強制締結計画あたりはまたそれなりに大きな話になるので一旦割愛…。

…こういう風な妄想を日々ずっとしてますという話でした。

?????

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?