杞憂の花が咲く

また少しPACAOの配信の期間が空いている。

そしてまた私は不安になり
ここに言葉をつらつら並べはじめる。

今は、全国ツアー中だから、
物理的に出来ない日も多く、
仕方がない。

でも。ちょっと気にかかっている。
前回の配信のあのくだり。

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前回は
ポケスナを1時間やった後に
スプラトゥーンをまったり2時間半やるという
久々のボリューミーご馳走回だった。

長丁場だったから、
スプラトゥーンの中盤あたりでカメラのバッテリーが切れて
PACAOが画面からいなくなった。

すぐにいつもみたいにコメント欄の人たちが騒いでくれて
PACAOが気づいて電池交換をした。
何事もなくまた続く...と思われた。

でもふと。
PACAOが。

「そうそう、アップってどうかなって思ってて」

と、カメラに手を伸ばし、
急に顔をどアップにした。

びっくりした。
顔がアップになったことにではなく、
手を伸ばしてカメラを操作して顔が近づいたり遠のいたりするのは、
まるでリアルな人がこちらに手を伸ばしてくるようで、
思わず避けてしまいそうなリアリティだったから。

だってリアルで人の腕がそんなにこちらに伸びてきたり、
顔が近づくことってあんまないでしょ?
ましてそれが推しだったらまず普通ではいられないのが普通。

コメント欄も大騒ぎしてた。
「キャー」とか「死ぬ」とか「ファンサービス」とか。

それが良くなかった。

よくよく聴いてみると。
「表情がよく見えたほうが配信の実況がより伝わるんじゃないか」
と熟考してのことだったらしい。

「キャッキャ言われちゃうんじゃ、それはまた違うよな。。。」
そう言いながらゲーム画面に視線を戻すPACAOは、なんか悲しそうだった。

それさぁ…
先に言ってよ(笑)

その後何事もなく配信は終わったのだけど。
やっぱりPACAOは、鈴木貴雄の圧倒的な存在感に悩んでいるんだなぁと改めて思ってしまった出来事だった。

最近、よく「PACAOの配信では鈴木貴雄のことには触れないで」というようなコメントが概要欄に書かれる。
スプラジオを始めた頃は「こちらで勝手に線引きするんであまりお気になさらず。」と言ってた。

誰かに何かを言われたんだろうか。

コメント欄でちょいちょいゾンの話をしている人はいるが、
いつも完全に無視をしているし、気にしていないと思っていた。
でも気にしてるから無視してるんだよね。

配信者として目指すべきものがあるからこそ。
別人格の栄光は邪魔なんだろうなぁと勝手に想像する。

なんたって別人格の栄光が強すぎる。
時に逃れたいこともあろう。
いち人格として、いち配信者として。
自由になりたいんだろうなぁ。

と。

何の関係もない私が今夜も勝手に悶々と憂うのである(笑)

いうなればこれも私のただの自己満足。
心配した形をした偽善野郎。

ただの杞憂でありますことを。

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