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好きだから、怖い。怖いからこそ、本物。あと一歩の勇気が出ない時にお伝えしたいこと

空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です。

2023年最後の記事として、これを書いています。


ここまできたのに、あと一歩の勇気が出ない、そんな時のためにこれを記します。


自分のやりたいことをやる人生に進むことって、楽しくてわくわくで、ドキドキで、ニヤニヤがとまらない~~!!!

というような、そういうポジティブな気持ちに満ち溢れているような、イメージが私自身、ありました。もちろんそういう側面もある。


けれども、でも本当の本当に、やりたいことを「はじめるとき」というのは、実は、とても怖かったのです。

怖いから、ビビるから、緊張するから。

そんな気持ちが出るから、やっちゃいけないんだ、と思って諦めてしまう方が本当に多いなと想います。そんな自分だからダメなんだ、と思ってやらないでおいてしまう。


だからこそ、声を大にして言いたいと想います。


本当にやりたいことは、怖いことなんです、と。

怖い、という気持ちが出てきた、ということは、それは本物なんです。だから、やりましょうですとお伝えしたい。その一歩を踏み出してほしいと、想います。


今年の千聖がビビりまくっていたこと

今年も私は、あらゆる場面で相変わらずビビっておりました・・・!

例えば、大切な方を、一緒にお仕事していきませんか。とお誘いするとき。

ビビりまくって、このメール送らなくてもいいかな。もうちょっと先延ばしにしよう。またあとで考えよう・・・という自分が出てきて、なかなかメールが送れません!!


それでとうとうこの日には送らないともうだめだ、という日が差し迫ってから、一気にやるというようなそういう感じで・・・それくらいビビりまくってのらりくらりしていました。


それは分かりやすく言えば、

好きな人に告白するときのこと・・・それはもう、めちゃくちゃ緊張でガクブルですよね・・・!

好きすぎるがゆえに、先に進んで、OKをもらえたらそれはもう天にも昇る気持ちだけれども、もしもだめだったら?フラれたらどうしようって想う。そう想ったら怖くて、言えない。言いたいけど言いたくない。

このまま何もしなかったなら、付き合うこともできないけれども、フラれることもないから・・・なんて考えてしまうくらいに。


でも、もしも、友人がそんなことで悩んでいたのだとしたら。

ああ、本当に好きなんだな、それくらい本気なんだな、というのが分かる。だから、緊張すること、ビビること、怖くなること。それは、むしろ美しいことだと想いませんか。


本気であること。

本物であること

本当にやりたいことであること


だからこそ、怖いのであって、それは決して恥じるものでもないし、それがあるからダメなんだじゃない。

それほど本気なのだという裏返しだと感じるようになりました。


でも昔はそういう自分がダメだと思っていて、

緊張しないようになってからやろうとか、怖い気持ちがなくなってからやろうとか、自信が出来たらやろうと思っていました。


だけれども、〇〇ができてからやろう、というようなことを言っているうちに、ある日、気が付きました。

あれ?そういえば2・3年前も、私同じこと言ってなかったっけ・・・?


それに気づいたとき、愕然としました。

私はずっと、〇〇できてからやろう、と言い続けたまま、そこから、何も変わっていなかったのです。状況は変われども、いつも同じところでつまずいていて、いつも同じところで悩んでいて、いつも同じことで愚痴を言っていた。

いつも、環境が整ったらやろうって思っていた。


その時、気付きました。

〇〇できてからやろう、というのは、ずっと〇〇できてからやろう、という未来しかないんだ、と。

どんな時でも、本気で人生を変えていくとき、それは、もう、未来を今から始めるんだという感覚だったのだ、と。


もしも子供に、「お母さん、僕あの子のことが好きだけど、告白するの緊張するから、緊張しないようになってから告白するね」と相談されたとしたら・・・

「あんた!!そんなこと言ってたら、他の女の子と付き合って後悔するわよ!!」と、肝っ玉母さんの視点だったら言いますよね。


本当にそんな感じで、その子がいつまでも待ってくれているとは限らない。

むしろ、両想いだったのに、自分はまだまだ告白できるような状態じゃないので・・・と言っているうちに、「あの人やっぱり私のこと好きじゃないのかな」そう思って、違う人と付き合ってしまったりしたら・・・


これは恋愛の話ですが、自分のやりたいことにおいても、すごくあるな、と思っていて


ある分かりやすい話でいうと、ハリーポッターの作者さん、J・K・ローリングさんは、ハリーポッターを書くまえのときのこと、ある小説のアイディアを思いつきます。

だけれども、その時J・K・ローリングさんは、自信がなかった。そんなの書いたって意味ないよとか、どうせ無理だよというような声におされて、書かないことを選びました。


そうしてそのアイディアを見送ったのち、ある日のこと。

自分が見送ったアイディアを、まるで盗作したかのように、主人公の名前までも同じの本が、本屋さんに並べられているのを、目にしてしまったのです。

それでJ・K・ローリングさんは、アイディアというのは、自分がやらなかったら、誰かがやってしまうものなんだ、アイディアの神様は自分のところに降ってきても、いつまでもいてくれるわけではないんだ、と。


だから、次にアイディアを思いついたとき・・・そのときもやっぱり、誰が読むんだとか、こんなの書いても、という気持ちも出てきたけれども。それでも、今度は、書いてみることにした・・・


それが、ハリーポッターだったのです。


これは私も、すごくあって、竹川さんが、こういうアイディアが~と色々なアイディアを話すのですが、そのアイディアは、当然実行されないものも多々あるのですが、それと全く同じアイディアを、誰かが実現していたりするようなことがけっこうあります。

また誰かにアイディア行っちゃったんですね~と、よく話しています。


それとか、今までやらなかったことを選んだ方、いいものもっていたのに、もったいなかったな。

という方、その方がやらなかったことを、やろうとする方が、再びお客さんとして現れる。というようなことが、これはもう、本当にたくさんありました。しかも、お顔まで似ている方だったりするので、まるで生まれ変わりの方に出会ったかのような、そういう感覚までも、することもありました。


だから、やらなかったら、誰かがやるんだと思う。

関係が変わらないままを望み告白しないことを選んでも、いつか誰かが告白してしまうように。

だからこそ、ビビるし、怖いし、ひいいいいいいとなるけれども、やりたいことが本心ならば、それは、誰かのところにアイディアが行っちゃっても、いいものなのか、というのを、考えるのは、すごく、勇気と、後押しの力になったなと想います。


そしてまた逆に、自分自身が想いを込めて届けたものが、フラれてしまったらどうしようって考えて先に進めない時もあると想います。

だけれども、それも、無駄なことなんてなかったよ、と。降ってきたアイディアを実行しなかったら他の誰かの所に行くのと同じ原理で、受け取らなかった方がいらっしゃっても、それは巡り巡って違うところでご縁が花開いたりします。


例えば、メルマガでご案内して、誰もお客さんにご参加いただけなかった。

となったあるイベントがあって、そのイベント自体は、お客さんに来て頂けなかった・・・という失敗に終わったかのように見えました。

ところが、その行動を起こしたことによって、そのイベントそのものではないところから、素敵なお客さんと出会うことができたのです。


こういうことって本当にある。

結果がどんなことになったとしても、それを届けたことによって、未来が変わるのですね。

届けなかったらずっと〇〇になったらこうしよう。と言い続けていただけの未来が来ていたのに、その環境も状況もなにもかも、そろってない状況であっても、それでも私は届ける。

と、届けた先に、必ず、どこかしらか追い風が吹いてきて、お仕事になったりご縁になったり支援していただいたり、というようなことが起きていきました。


だから、どんな時でも伝えること、行動することそのものに、意味がある。

それを表に出し、始めることに意味がある。どんなに拙くても未熟でも、未完でも、まだまだだって思っていても、それでも、届けることそのものが、人生を変えていく。


それはいつの日か、ハリーポッターになっていったように。


だから、失敗も怖いし、うまくいかなかったらどうしようって思って、立ち止まったり、ああやっぱりあれをしてからじゃないと・・・・

そう想って踏み出せない時に、このお話を想い出していただけたらなと想います。


あなたのそれは、誰かがやっちゃっても、いいものですか?

その答えが嫌だ!なら、今日から、踏み出してみませんか。


そのあなたを私は全力で、応援いたします。



お読みいただきまして、ありがとうございました。





今日から踏み出す旅路



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