好きだと言われた

どうしていいか分からなくて、ありがとうしか言えなかった。

彼のことは友達としては、とても好き。大好き。
だから"嫌い"は嘘になってしまうし、どう伝えたらいいのかすごく迷ってしまった
どう伝えたら彼のことを傷つけずに済むだろう〜、とめちゃくちゃ考えた、ほんとにずっと考えてた。

けど、彼を傷つけずに断る方法なんて、やっぱりなくて、伝えなくちゃいけない現実がとても憂鬱すぎて、遊びに行くことも憂鬱になってた。

改めて思うと、好きって、嬉しいことなのにね、なんでこんなに面倒くさいとか思っちゃってたんだろう〜〜〜！！贅沢者だな〜、と思う。

で、結局いい断り方が思いつかなくて、遊びに行ったカラオケで、彼の前で"君が私を"を歌った。

めちゃくちゃ気まずそうな顔してた。
たぶん、というか絶対、正しい断り方ではないし、余計傷つけちゃったかもしれない

だけどこれがわたしの精一杯だった
これがわたしの中の最善策だった！

ごめんね、わたしはあなたの銀杏ボーイズにはなれない！！