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45名でHCD基礎検定を受験した話

こんにちは。株式会社ゆめみに入社して6ヶ月の名もなきデザイナーです。
先日、7月1日に実施されたHCD基礎検定(HCD検®)に45名のゆめみのメンバーが挑戦しました。
今回は45名での受験に至るまでの道のりを書きたいと思います。


開発会社なのにHCD?

ゆめみはテックブランドとして認知されていますが、お客さまとのより良いものづくりのため、デザインの領域にも力を入れています。
その一環として今年からHCD-Netの賛助会員になり、プロジェクトにもHCD(人間中心設計)の考え方を積極的に取り入れています。

そんなとき、HCD-NetからメールでHCD基礎検定の存在を知り、これはHCDについてしっかりと学ぶ良い機会だと感じました。
さらに、5名以上で団体申込すれば受験料が割引されると知り、社内で受験者を募ってみることにしました。

受験者募集から団体申込まで

はじめは団体申込の最低人数である5名さえ集まれば御の字と思っていましたが、社内に受験を呼びかけたところ、デザイナーだけでなくエンジニアや営業まで合わせてなんと45名ものメンバーが手を上げてくれました。

Slackでの呼びかけ
応募者一覧のスクリーンショット
45人もの応募者が!

ゆめみの従業員数は300名を超えていますが、そのうち約15%がHCDに興味を持ってくれたことになります。

受験者を担当業務別に人数を見てみると、デザインが19名、開発が19名、営業が3名、企画が2名、マーケティングが1名、研究が1名でした。デザイナー以外の応募が多かったことには驚きで、ゆめみ社内でのHCDへの関心がとても高いのだなあと感じました。

担当業務別に割合を示した円グラフ
担当業務別の内訳

社内で募集をかけてから申込まで約2週間という短い期間でいろいろな準備をしなければなりませんでしたが、社内の各部署、各方面から多くの協力を得て無事に団体で受験することができました。

たとえば、ゆめみには「資格取得報奨金制度」があり、今回の受験者は検定に合格すれば6万円の報奨金が支給されるようCDOに整えてもらいました。
また、受験料は結果に関係なく「勉強し放題制度」により支給されます。

45名で受験してみて

今回の受験を通して、HCDに興味はあってもなかなか手を付ける機会がない状況のメンバーが少なくないと知りました。
そして、「やりたい!」という気持ちで行動を起こせば周りが手を差し伸べてくれ、担当業務を超えてHCDの知識と理解を広めるきっかけを作れたことをとてもうれしく思っています。

受験者数は45名でしたが、周囲からいろいろなサポートをしてもらい、「45名で」ではなく「ゆめみのみんなで」受験したという気持ちでいます。

今回、ゆめみのみんなでHCD基礎検定を受験することが実現できたのは、主催のHCS共創機構さまをはじめ、多忙ななかいろいろな処理をしてくださった総務、経理のみなさんのおかげです。

試験前日に応援してくれる総務の方

普段、「HCDってよく聞くけどなんだろう」とか「HCD-Netの認定試験はちょっとハードルが高い」と感じている方には、ぜひHCD基礎検定に申し込んでみてほしいです。申し込めば勉強せざるを得ません。
なにより、HCDの考え方はデザイナーに限らずものづくりする多くの人々にとって役立つ知識です。ぜひ部署や役割を超えて声をかけてみてください。