冬タイヤに変えたので、念願だった冬の東北旅を！と思っていたが、二月の長野で試運転のつもりがいきなり大雪の高速通行止めで怖気付いてしまった。笑

ならば少し暖かくなってから…と、新年度から働き方を変えるべく(詳細はまた改めて)有給も消化するということで、春分の日から2日ほど有給を取り四泊五日の東北湯巡りを計画。
当初、往復、福島と栃木を経由して岩手から青森六戸あたりで計画したのだが、温泉師匠が偶然にも鳴子に行くと聞いて計画を変更。帰りはさすがに疲れそうと栃木で一泊して帰ることにした。

まずは川渡温泉から。フォロワーのヨシタカさんやただけんさん推しの高東旅館はいずれ、自炊湯治で連泊を考えているので今回は泊まらないことにした。予習してもよかったんだけど。

朝7時すぎに出発。途中、蓮田SAで朝ごはん。

西東京育ち、そして秩父出身の母の私は武蔵野うどんが好きだ。母はうどんをたまに打った。あのコシのないうどんが好きだったなあ。
武蔵野うどんは冷たいうどんを温かい豚肉や油揚げの入ったおつゆで食べる。

途中、何度か休憩しながら古川インターに到着。渋滞がなくストレスフリーのドライブだった。鳴子近辺は天気は安定の雨。
ランチは蓮田でガッツリ食べたのでお腹が空かず、コンビニで。

一応、東北を意識したおにぎりにした。お昼を少なめにするのは旅館の夕食に備える意味もある。
宿に行く前にまずは立ち寄り湯から。

宮城　東鳴子温泉　馬場温泉

雨が時折雪に変わったり。たまに晴れて陽が差したり天気はめちゃくちゃ。
こちら、宿泊も出来るし、内湯は改装されてシャワーもありきれい。でも、私のお目当ては外湯。

お金を払ったら番号札を取り、先客がいる場合は待ちます。順番が回ってきました。入浴中の札を下げていざ。

激シブの浴槽に真っ黒なモール泉。熱いのですが、気泡に包まれふわふわ浴感。

ナトリウム-炭酸水素塩泉。源泉48度。この素晴らしいお湯に30分貸切で300円で入れちゃう。

宿に向かいます。

宮城　川渡温泉　藤島旅館

初川渡温泉の宿はこちら。湯治素人の私は一泊目は二食付きにしました。日帰り客でごった返している。

洗面台は部屋にありました。洗面台の電気がたまごみたいな昭和型だった。

トイレが共同の湯治棟2階の部屋。早速お風呂へ向かう。こちら、大浴場と中浴場があります。大浴場は日帰り客で混雑しているようで(中浴場と料金が別で、大浴場の方が安い)まずは中浴場へ。

「真癒の湯」
緑がかったふんわり硫黄の香りのお湯。湯葉のような湯の花が舞う。含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩•硫酸塩泉。

館内は昭和感が満載で突っ込みどころ満載であった。お土産はガラスのショーケースの中に。チョイスが昭和で時間が止まってる。笑

とにかく日帰り客がひっきりなし。みんな大浴場へ。見れば気合いの営業時間だった。

大浴場は日帰り客が落ち着いてからにしよう。

湯上がりビールからの、夕食は大広間で。この日の泊まり客は私だけだった。

なぜか寄せ鍋と豚しゃぶのダブル鍋w

食後に大浴場をやっと独泉。湯気が凄くて撮影は断念。中浴場の方がいいな。ロングドライブの疲れもあり、早めに就寝。

朝風呂は大浴場へ。

7時から日帰り入浴開始(笑)なので、6時に朝風呂で独泉。朝も湯気がすごかったけど、明るいのでなんとか撮影できた。
大浴場は中浴場より少し大きいだけ。中浴場にはシャンプー類が備えられていたが、大浴場にはなし。日帰り入浴の値段の差はそこなのかな？源泉は同じ。ちょっと熱めのお湯は朝にピッタリだ。

朝ごはんは昨日と違う広間で。

実はしそ巻きがあまり好きじゃない。
だから自分では買わないので、ここで食べれてある意味よかった。安定のハムも良きだ。

さてチェックアウト。ガラスのショーケースから何か買いたくなり(笑)自分と友人の分でこけしのつめ切りを購入。

藤島旅館は昭和の香りプンプンの良きお宿でした。

赤這温泉編につづく