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複雑な家庭環境の中に育ち

何かに怯え、

言葉も発することができなかった子が

アート活動をする中で

変化してきた様子を見てきました。


問いかけをしても

言葉にできなかった

活動していても

なんだか怯えているような目

あれが欲しい

これを使いたいとも言えない。


だけど

気にして見てきて

何か欲しいものはない?

一緒に取りに行く?とか

少しずつ少しずつ彼に寄り添っていた。


年齢にしては

とても幼い表現。

作りも不安定だった。

でも、

くっつけたんだね〜

赤色選んだんだね〜

〜が好きなんだね!

わたし、ここ好き!

かっこいいね!

ここ気になるんだね。

じゃぁどうしたらもっと安定するかな?


そんな声かけをするたびに

作品が成長していく。


教室の回数を重ねるごとに

表情が変わっていく。


自分の作品を発表の時間

言葉で伝えることができなかった彼が


ある日、

小さな声だけれど

頑張って教えてくれた。


タイトルがあった!!!!

彼の中にイメージがあった。

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伝えたい。

僕はこれを言いたい!

という力強さが

その小さな声から伝わってきた。


発表の順番になるまで

一生懸命考えて

きっと、

心の準備をして

きっとドキドキしていたんだと思う。


頑張ったね。

言葉にしてくれてありがとう。

とても感動したことを覚えています。


安心して心を開ける場が与えられ

受け入れてもらえる場があり

彼は

自分の想いを

口にすることができた。


本当にアートの力を思い知らされました。


表現を受け入れられるということは

存在を受け入れられるということ。


あなたはあなたでいいんだよ。

そのメッセージを届け続けたい。



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