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陳情2本!(拉致問題解決に向けて/夫婦別姓制度について)

皆様、こんばんは!
杉並区議会議員の小林ゆみです。
新緑の季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。連休も終わり、お仕事や学校などでお忙しい時期かもしれません。加えて、長引くコロナ禍で落ち着かない日々が続いておりますが、くれぐれもご自愛くださいませ。

本日は杉並区議会で区民生活委員会が開かれ、陳情2本の審査と区からの報告事項の聴取を行いました。

今回区民生活委員会に付託された陳情は、

・4陳情第1号 杉並区拉致問題の解決に向けた啓発決議を求める陳情
・4陳情第10号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書を杉並区から国に提出することに関する陳情

です。

4陳情第1号 杉並区拉致問題の解決に向けた啓発決議を求める陳情 について、小林ゆみは「採択」を主張しました。
拉致問題の解決に関しては、問題を風化させないように地方自治体による取り組みが必要だと考えます。
現在杉並区では平成21年度から当該取組を進めていますが、今後も継続して取り組んでほしいと要望いたしました。

そしてなんと、区民生活委員会に出席していた革新系の委員(共産党の議員さんなど)も採択を主張してくださって、本会議でも無事採択に至りそうです。良かった!

もう一つの陳情、4陳情第10号 選択的夫婦別姓制度の国会審議を求める意見書を杉並区から国に提出することに関する陳情 について、小林ゆみは「継続審査」の動議を出し、その結果「継続審査」は委員会のメンバーによって可決されなかったため、最終的な意見としては「不採択」を主張しました。

「継続審査」の動議を出した理由として、委員会の質疑の中で確認しましたが、今月2日に「夫婦・親子同氏を維持し、旧姓の通称使用拡充のための国会審議を求める意見書を杉並区から国に提出する陳情」が区議会事務局に提出され、受理されています。
つまり、今回取り上げられている陳情とは異なる立場の方からの陳情が、既に杉並区の区議会議員で受理されているのです。
このような状況下では、本来であればそれぞれの陳情の主旨を踏まえ、二つ併せて結論を出すのがベストであると考えます。

それゆえ「継続審査」(現時点で拙速に結論を出さず、今後も当該陳情の審査を続けること)を求めて動議を出しましたが、否決されました。
その結果、最終的には「不採択」を主張し、委員会全体としては「可否同数」となりました。
可否同数の場合、区民生活委員会の委員長が採択するか否かを決定することになっていますが、本年度の区民生活委員長は共産党の議員さんです。
当然のことながら、「採択」を主張し、委員会としては「採択」することとなりました。

本会議でも保守/革新の割合は委員会とさほど変わらないため、よっぽどのことがない限り「採択」となるでしょう。
保守派にとっては残念な結果となりましたが、地方自治体から国に意見書を出したとしても、最終的には国会で審議・判断されます。
保守派は団結し、国会で夫婦別姓の議論が暴走しないように注視してまいりましょう。

日本の未来、家族感、戸籍、そして子供達の幸福のために共に戦いましょう!

先日、杉並公会堂にて国政報告会を開かれた山田宏参議院議員と。保守の政治家の先輩とガッチリタッグを組んで、日本の国益を守る政治を目指して今後も頑張ってまいります!

令和4年5月11日
杉並区議会議員 小林ゆみ

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